今年の筑波のスポーツ走行枠って何故か少ない。で、仕方なく走行会に参加しました。申し込んだのは加藤企画の走好会。走行会ぢゃなくて走好会というらいしです。参加料は16,000円、30分×2本でタイム計測付き。筑波の走行会の中では格安の部類です。
今回は前回試せなかった低い空気圧のテストです。車高はブロックの飛びがフェンダーへの干渉の可能性があるので前後5mm上げました。タイヤは裏組み。
車高アップによるトー変化は、−0.3度から+1度に。これを0度に調整。地面からフェンダーまでの高さは、フロントが57.5cm、リアが58.5cm。去年のチャンピオン戦から車高をいじっていないのに1cmアップ。GVってRE88より直径が5mm大きいのでしょうか?
そしてレギュレーション変更への対応。今年からホイールナットがホイールの最外面より突出してはいけないことになりました。今まで使ってた長さ34mmのLIGIERとRAYSは完全にアウト。EISHINの31mmを購入しました。
左からRAYS、RIGIER、EISHIN
EISHINを11kgで締めたとき、ギリギリセーフです。あとで知ったのですが、スズスポから28mmのショートナットが発売されてたんですね。(T_T)
ギリギリセーフ!
ちなみにナットの重さも測ってみました。
普通の袋ナット
RAYS
LIGIER
EISHIN
2004.2.26 | 筑波サーキット 天候:晴れ 気温:12℃(たぶん) |
8:30〜9:00, 9:30〜10:00 |
空気圧は冷間でF: 1.8kg/cm2、R: 1.9kg/cm2。去年一年間正しいと信じていた空気圧です。(笑) フロントのアンダーを車のせいだと思い込み、リアをガチガチにして流して曲がってたんですよね。大失敗でした。でもベストタイムはこの空気圧なんです。
で、同じ条件で比較したかった訳。RE88ほど酷くはありませんが、サイドウォールのよじれでフロントが入りません。でもこのタイヤ、切り足すと曲がってしまうんです。しかし右コーナーでタイヤがフェンダーに干渉します。車高上げたのに何で? タイムは19秒後半で安定。ベストは1'19.537。最高速は129km/h。
走行後の空気圧はF: 2.3kg/cm2、R: 2.2kg/cm2。RE88よりかなり上昇します。意外なのは最高速の伸びが悪いこと。
走好会
タイヤの温度が冷えないうちに、前回ベストタイムをマークした空気圧まで980円のコンプレッサで充填します。(F: 2.5kg/cm2、R: 2.7kg/cm2)冷たい空気を充填するので、まったく同じ条件にはなりませんが...。
ここで予選シミュレーション。2周ほど流して3周目に本気アタック。タイムは1'18.881。4周目が1'19.018。このあとはタイヤがタレてずっと19秒後半。RE88では感じとことのないズルズルになるようなタレです。最高速は132km/h。
2本目
走行後の空気圧はF: 2.6kg/cm2、R: 2.9kg/cm2。ズルズルのまま全開走行を続けたせかリアの方が上昇が大きいようです。
タイヤはボロボロ。(涙)
やっぱりボロボロ
車高は元に戻して、フロントの減衰力を上げることにします。今回から車高の測定位置を変えました。この方が正確だと思います。
フロントが地面からミッションの出っ張りまで。
フロントの車高測定位置
リアが地面からホーシングの上のボディまでです。
リアの車高測定位置
さあ明日は開幕戦。セッティングの最終確認はできませんでした。西日本と南日本では、新しいタイヤの特性をいち早く掴み、セッティングとドライビングに反映させた選手が上位に進出しているそうです。
このタイヤ、空気圧低いと最高速が伸びない、高いとすぐタレる、無理がきくけど一発だけ、ヘタクソでもハッキリ分かります。自分はドライビングに反映させられるでしょうか?
では、おやすみなさい。
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