STEP 22 東日本第4戦の準備


早いもので、もう最終戦です。シーズンイン前はシリーズランキングでシングルを狙ってたのに、蓋を開けてみりゃ現在13位。前オーナーはシリーズ9位だった訳で、車両のせいにはできそうもありません。(涙)

回を追うごとに落ちて行くランキングに歯止めをかけるべく、試していなかったセッティングにトライです。

まあ、大した変更じゃないんですが、上位の何人かがやっているという噂の空気圧3kg/cm2です。転がり抵抗が減って車速が伸びるらしい。でも曲がれるの?

■レース1週間前


2003.10.11 筑波サーキット 天候:晴れ 気温:24℃(たぶん)
  13:30〜14:00

さすがに前後3.0kg/cm2は疑問なんでフロント2.2kg/cm2、リア3.0kg/cm2としました。その他は第1戦のデータをベースにリアの車高をチョイ上げ、ゼロに近い方が抵抗が減ると勘違いしてたトー(解説)をアウトに振ってみました。

  1. フロント車高  56.5cm
  2. リア車高  58cm
  3. フロントスプリング  12kg/mm
  4. リアスプリング  10kg/mm
  5. フロントダンパー減衰力  3/4
  6. リアダンパー減衰力  7/8
  7. キャンバー  目一杯
  8. フロントトー  −0.5°
  9. フロント空気圧(冷間)  2.2kg/cm2
  10. リア空気圧(冷間)  3.0kg/cm2

ちょっと気温が高めなので、過去のデータとタイムの比較ができませんが、1周目1'21.584。その後4周の間、20秒の中盤から後半のタイム。6周目からは21秒台しか出なくなりました。特に変な挙動やタレは感じませんが...。(鈍い?)


FDはブレますが、Keiはブレません。(笑)

で、15分を過ぎたところでピットインして温間での空気圧をチェック。フロント2.4kg/cm2、リア3.2kg/cm2。すぐにフロント2.0kg/cm2、リア2.1kg/cm2に落としてコースイン。


ピットインして空気圧を落とします。

ところが最終コーナーで某赤いKeiがコースアウト。全開アタックは1周しかできませんでした。タイムは1'20.368。

人によって乗り方が違うので、どちらの空気圧がいいか分かりませんが、自分の走り方には普通(?)の空気圧がいいみたいです。

■東日本第4戦に向けてのセッティング

一年間試行錯誤してきましたが、第1戦のセッティングが一番よかったかも。でもそれじゃ悔しいので、レース当日のフリー走行でまだ試していない固い減衰力にトライです。タイムが出なかったら戻しますけど。

  1. フロント車高  56.5cm
  2. リア車高  58cm
  3. フロントスプリング  12kg/mm
  4. リアスプリング  10kg/mm
  5. フロントダンパー減衰力  4/4
  6. リアダンパー減衰力  6/8
  7. キャンバー  目一杯
  8. フロントトー  −0.5°
  9. フロント空気圧(冷間)  1.8kg/cm2
  10. リア空気圧(冷間)  1.9kg/cm2

さあ、一年間の締めくくりはどうなることやら...。


もうゼッケン貼ってるし。(笑)

結果はこちら

[解説:勘違いしてたトー]
単純に考えると、トーはゼロに近づけた方がタイヤが真っ直ぐになって抵抗が減ります。ところがネガティブキャンバーを付けた車両では、コーナーでの接地性が上がる代わりに、ストレートではキャンバー角によってタイヤが内側へ行こうとします。これを打ち消すにはトーをアウトに振らなければなりません。




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