まずは最近の変更点を紹介。
1. ヒールプレート
内張りを剥がしただけのフロアは、デコボコで運転しずらいし、汚れが目立っていけません。
内張りを剥がしただけのフロア
アルミ製の縞鋼板でヒールプレートを製作してみました。フロアがフラットになって滑らないし、見た目もGOODです。
アルミ製の縞鋼板で製作したヒールプレート
2. RED LINE社製 5W-30 エンジンオイル
某カーショップで半額の現品処分。有名ブランドなので試しに使ってみます。でも定価だったら絶対買いません。(笑)
RED LINE エンジンオイル
3. クーラントをドーピング
夏のレースに向けてクーラントを交換。「ターボエンジンに最適」という謳い文句に惹かれて購入したのは、古河薬品のスーパーゴールド(¥780)。普通のものよりチョットだけ冷却効果が高いらしい。
古河薬品工業 スーパーゴールド
で、目玉はこっち。クーラントに加えるだけで、冷却性能と消泡性が大幅アップすると言う魔法の液体(¥1,480)。あらゆる状況で水温が5〜10℃下がるらしい。そんなことはありえないと思いますが、試してみる価値はあるでしょう。
NAPOLEX M's Coolant Plus
20分間市街地を走行した後に、峠へ向かう直線を5速80km/hで定速走行(1)、そして峠を全開で往復し(2)、前述の直線を5速80km/hで定速走行(3)。(1)〜(3)の水温/油温を確認します。外気温度は30℃です。
まずはオイルをRED LINEに交換。クーラントは新車時から変えていません。
(1)79/91℃ (2)85/100℃ (3)80/95℃
クーラント交換&添加剤をぶち込んで再トライ。
(1)80/91℃ (2)83/100℃ (3)80/95℃
ビミョーな結果となってしまいました。
・通常の走行で水温が1℃上昇しています。熱効率が上がったのでしょうか?
・全開時の水温が2℃下降しています。
・水温の上昇と下降が早いような気がします。
・油温の変化は同じでした。
¥780+¥1,480の価格を考えると立派な効果だと思います。
毎日のようにチェックする天気予報。でも何回見ても週末は雨。ついにボロボロになったリアタイヤを新品に交換します。ローテーションや裏組みを繰り返しながら9レース+練習に耐えたことになります。ビックリ。
これで新品をフロントに組んで、2レース使った方をリアに移します。そしてレインセッティング。Kei Sport Rで雨のサーキットを走ったのは、もてぎ戦の前日に1回のみ。そのときの状況を思い出しながら想像で進めるしかないようです。
でもよく分からないのでSUGOでのセッティングをベースにフロントの車高を5mm下げて、空気圧をフロント1.8kg/cm2、リア1.9kg/cm2にしただけ。
2003.7.12 | 筑波サーキット 天候:晴れ 気温:29℃(たぶん) |
11:00〜11:30 |
「晴れじゃん!」 天気予報は思いっきりハズレのドピーカン。これじゃフロントタイヤの皮むきしかできません。
走行を開始すると気温のせいかエンジンのピックアップが最悪。しかも冬場の最終コーナーは、軽くアクセルオフで入って行けたのですが、今日はドアンダー。タイムはずっと21秒の前半。
ブレーキで向きを変えたらやっと20秒後半をマーク。ベストは1'20.739でした。
1ヘアピン進入
水温: | 最高82℃ |
油温: | 最高115℃ |
油圧: | 最大5.6kg/cm2 |
最高速: | 131km/h |
フロント空気圧: | 走行後2.1kg/cm2 |
リア空気圧: | 走行後2.1kg/cm2 |
サーキット燃費: | 不明 |
5月以降のサーキット走行では水温が85℃でしたが、今回の悪条件にもかかわらず、明らかに下がってます。ドーピングの効果あり?
最終コーナー進入の改善でフロント車高を更に3mm下げました。雨でフロントの荷重移動がしずらいと思うのでフロントトーを大きめに変更。ダンパーは柔らかめ。
自称レインセッティングの出来上がりです。正解かどうかはわかりません。(笑)
トップページ | 目 次 | 前のページ | 次のページ |
Copyright © 1999-2009 Factory Suzuki. All rights reserved.