某有名トップチームNのM監督のお話...。
いいドライバーとは「このサーキットで重要なのは、このコーナー」っていうのが分かってて、「ここを直してくれれば、もっと速く走れる」と的確なコメントができて、チームがそれに応えると多少アンダーであろうがなかろうが、ちゃんとタイムを出してくるんだそうです。タイムアップにつながるセッティングを見極められるということですね。
で、ダメなドライバーは、自分の乗りやすさなどフィーリングのみで判断するので、そこが改善されてもタイムアップにつながらないそうな。って俺じゃん!
そういえばずっとフィーリング重視。例えば北日本第2戦を走ったときは、スプリングレートがフロント・リア共に10kg/mm、フロント車高が地面からフェンダーまで57.5cm、リア車高が57cm。この状態だとネジの下端部からスプリングシートまでフロント側が34mmで、リア側がゼロ。跳ねない、タイヤがよじれない、ブレーキ配分がリア寄りというセッティング。
フロント車高
リア車高
ところが同じレースで2位の1号車は、フロントのスプリングレートが12kg/mm、リアが8kg/mm。車高はフロント・リア共に30mm。ウチとはまったく逆。
フロントが入りやすくリアが出やすくなるそうですが、自分の運転でここまで前荷重にすると、車が跳ねるしフロントタイヤが荷重に負けて「グニャ」っとするし、個人的には嫌いです。
でも予選タイムは1号車が1'59.486(ポール)、ウチが2'01.958(9位)。これが「いいドライバー」と「ダメなドライバー」の差ってこと?
いいドライバーになるために、走り方とセッティングを変えようと向かった筑波サーキット。高速道路を走っていたら水温がグングン上昇。あっという間に120度を超えてしまいました。
水温計が120度!
慌てて高速を降りてクールダウン。でもずっと120度。「何でっ!?」って純正の水温計は正常。電動ファンも回ったり止まったりしてるし。
その場でメーターパネルを外し、配線を接続しなおしたら直ってしまいました。センサーからの配線の接触不良だったようです。走行時間には間に合わず。(涙)
東日本第3戦は、前日の練習30分のみで臨みます。う〜む、まずい...。
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