2003年の暮れに購入した12インチのSタイヤ(ADVAN A048)。この2年間で5レースに使用し、ほぼライフを終えました。
一回裏組みしていますが、ずっとフロントに履きっぱなし。筑波コース2000で耐久2回&スプリント1回、日光でスプリント1回、 ヒーローしのいでスプリント1回の計5つの予選+決勝レース、さらに練習数回。軽量のトゥデイに履いていたせいもあるでしょうが、よく持ったと思います。
そしてこれを機に、レギュレーションで許される最大サイズである13インチのハイグリップラジアル(ADVANネオバ AD07)に履き替えました。2006年シーズンは、このタイヤで戦う予定です。
しかしこのタイヤ、前回のタイヤテストで大まかなセットアップを試しましたが、データの蓄積がありません。そこで筑波サーキットの2006年1月7日(土)のファミリー走行枠を使って数セットの空気圧データ採り。
この日のファミリー走行枠はなんと7本。年初めのせいかフリーの予約日(解説�@)でもガラガラ。午前中の4本すべてを予約することができました。こうなると一人で走っちゃ勿体ない。っていうか体が持ちません。(笑)
で、筑波サーキットのライセンスを持つライバル2人に声を掛け、ドライバー交代を行って、4本の走行枠を3人でシェアする作戦に。
題して「FACTORY SUZUKI 2時間走りっぱ練習会 at トゥデイ」。2時間走りっぱになるのはドライバーじゃなくトゥデイ君ですが...。
そのトゥデイ君、いつもは30番のエンジンオイルを入れていますが、2時間の連続走行ではチト不安。前回のTS-550レースの優勝景品であるELFのオイルが少し固めの40番。しかも3本なんで普通車には足りません。こいつと添加剤で頑張ってもらいましょう。

ELF ESPRIT 10W-40
そして声を掛けたのは、125馬力のFF車で行われる某Nゼロレースを2シーズン戦ったKさんと、250馬力のFR車で行われる某ワンメイクタイムトライアルで2位のタイムを叩き出したNさん。2人とも40馬力程度の軽自動車でサーキットを攻めるのは初めてのはず。ちょっと楽しみ。
| 2006.1.7 | 筑波サーキット 天候: 曇りときどき晴れ 気温:−1.5℃ 路面温度:−5.4℃ |
| 1本目 9:00〜 9:30 2本目 9:30〜10:00 3本目 10:30〜11:00 4本目 11:00〜11:30 |
今回のデータ採りはタイヤの空気圧。4本の走行枠の前半10分ずつを自分がデータ採りに使いドライバー交代のためにピットイン、残りの20分ずつをKさんとNさんに遊んでもらいます。
でも走行前から意気消沈。路面温度がマイナスって...。低過ぎてデータ採りの意味ないかも。
前回は気温9.5℃のときに路面温度が11.8℃。今回は気温−1.5℃で路面温度が−5.4℃。氷点下だと気温より路面温度が低くなるんでしょうか? これはちょっと収穫でしたがシーズン中にこの状況はないか...。
気を取り直しておさらいです。条件がまったく違いますが、前回はF: 2.5kgf/cm2、R: 2.7kgf/cm2でベストタイムが1'23.444。(温間データ)
まずは前回と掛け離れた高い数値からスタート。すべての走行枠を1周目から全開でアタックし、走り出しのタイムとその後のベストタイムで比較を行います。
| 1周目: | 1'23.648 |
| ベスト: | 1'22.764(2周目) |
Kei Sport CUPで使用していた剛性の弱いBS RE88でのベストセット(解説�A)。高い空気圧で剛性を上げて荷重移動で曲げるセットです。前回のセットよりはいいみたい。2周目であっさりとベスト更新です。フィーリングは可もなく不可もなく。
驚いたのは低温からのグリップの立ち上がり。このタイヤ、氷点下でも走り出しからちゃんとグリップします。夏場はどうなんでしょう?
| 1周目: | 1'23.338 |
| ベスト: | 1'23.338(1周目) |
赤旗で2周しかできませんでした。しかし走り出しのタイムは1本目より上。そのまま走行していたらタイム更新できたかも。でも若干アンダーステア気味。
| 1周目: | 1'22.961 |
| ベスト: | 1'22.546(3周目) |
この時間帯から気温が0℃を超えました。気温: 1.5℃、路面温度: −4.8℃
2本目のアンダーステア対策でフロントのみ0.2kgf/cm2ダウン。30分のインターバルでタイヤのクールダウンができたせいもあるでしょうが、走り出しから22秒台。アンダーステアも消えて抜群の操縦性。4周でピットインしましたが、すべて22秒台に揃いました。
| 1周目: | 1'23.695 |
| ベスト: | 1'22.848(5周目) |
3本目のタイムが良かったので欲が出ました。同じセットでどこまでタイムを伸ばせるか再チャレンジです。ところがどう頑張っても23秒台。3本目と4本目が連続走行のため、タイヤがタレている感じです。後半、気合で22秒台に入れましたが、欲を出さずに違うセットを試すべきでした。大失敗です。

テスト中(今回画像はこれだけ)
結果的に非調整式サスペンションの場合、フロントに対しリアを高めにした方がタイムが出るという方向性は確認できました。次は気温が上がった状態での内圧上昇率のデータ採りですね。2〜3月はパスだな。

パドック
さて、一緒に走行したKさんとNさんはどんなタイムを出したんでしょうか? 初めての遅〜い軽自動車と他の車両との混走。怖かったんじゃないですか?(笑) でも軽量マシンの高速コーナリングがいかに楽チンか楽しんでいただけたと思います。
慣れの問題もあるでしょうからベスト5周の平均タイムとベストタイムの比較です。2人とも初めてにしてはナカナカのタイムです。今後参戦を予定している方のベンチマークにどうぞ。
| オーナー | Kさん | Nさん | |
|---|---|---|---|
| ベスト5周の平均 | 1'22.743 | 1'23.580 | 1'25.716 |
| ベストラップ | 1'22.546 | 1'23.246 | 1'24.986 |
[解説�@:フリーの予約日]
筑波サーキットの練習走行枠はすべて予約制。通常の予約指定日には「平日2本」もしくは「休日1本+平日1本」しか予約できません。しかし月末に売れ残った分の走行枠を何本でも予約できるフリー予約日があります。今回はなぜかガラガラ。正月明けから走り込む練習バカは少数ってことでしょうか?(笑)
[解説�A:BS RE88でのベストセット]
ただし、Kei Sport CUPの車両は車高調整式サスペンション。車高とダンパーの減衰力調整でリアを出やすくしてましたので、前後同数値での直接比較はできません。あくまでYH AD07で空気圧をパンパンにしたらどうなるかの確認です。
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