STEP 29 練習13回目 〜第2戦へ向けた調整〜

Release Date: 2007/07/20

■2007 ロードスターパーティレース開幕戦

クラブマン2クラスで出走した2007ロードスターパーティレース開幕戦。「赤の皇帝」の降臨で優勝してしまいました。と言うことは強制的ステップアップシステムの発動です。次戦以降はロードスターパーティレースの頂点であるエンブレムクラス。


クラブマン2クラスで優勝した開幕戦

シニアクラス創設を待ち望んでいた40代後半のおっさんなのに、エンブレムクラスへの出走を余儀なくされてしまいました。どーしましょ?

かつて天才と呼ばれた長谷見昌弘選手がおっしゃるには、運転技術が向上するのは34歳の朝までだそうです。何で?(笑)

自分が公式戦デビューを果たしたのは34歳のとき。長谷見選手のお言葉通りなら、デビュー以降はスキルアップなし。そのハンデをカバーするのは? やっぱ車両に慣れるための練習でしょう!

ところがこの2ヶ月、まったく練習ができませんでした。でも、ぼーっと過ごしていた訳ではありません。クラブマンクラスの決勝は10周、エンブレムクラスの決勝は15周です。1.5倍のレース距離に対応するためには持久力アップが必須。軽量化も兼ねて走り込みましたよぉー。ジョギングですけど。ついでに某外人さんのプログラムにもお世話になりました。(笑)


■2007.7.20

油脂類はエンジンオイルのみ新品へ交換。ミッションとデフオイルは開幕戦出走から無交換。左側のタイヤも開幕戦の時のまま。本番用として温存している右側タイヤは開幕戦出走で2分山に。これを練習で使って減らしたら本番で履くタイヤがなくなってしまいます。右側に履かせて105周、そして裏組みして左側に履かせて291周した練習用タイヤをさらに裏組み。

走行距離: 11,000km (累計454周)
エンジンオイル: Red Line 5W-30 (新品)
ミッションオイル: Red Line MT-90 (75W-90) (累計18周)
デフオイル: WAKO'S 5120LSD (80W-120) (累計18周)
ブレーキフルード: WAKO'S DOT4 (エア抜きのみ)
ブレーキパッドF: エンドレス@ (累計100周)
ブレーキパッドR: エンドレス@ (累計100周)
タイヤL: AR99周→L58周 (累計157周)
タイヤR: @R105周→L172周→逆R20周→L99周→裏組み (累計396周)


すいていたのでピットを確保


■1本目(13:30〜14:00)


[コンディション]
天候: 曇り
気温: 28.5℃
路面温度: 37.6℃

今回は15周の決勝シミュレーションです。15周もドライバーのコンセントレーションは続くのか?10周以降のタイヤのタレはどうなるのか?とにかく集中して15周をレースのつもりで全開です。

最終コーナーは車任せで放り込み。


最終コーナー進入

気合と根性でクリップに寄せます。フロントタイヤにもう少しキャンバーが欲しいところですね。


クリップ付近

出口へ向けて全開! 車傾いてるし…。なんとかならんのかNCロードスター。


出口

[走行データ]
周回数: 18
ベストタイム: 1'10.815(5周目)
油温: 120℃
水温: 90℃

空気圧
(kg/cm2
冷間
(走行前)
温間
(走行後)
FL 1.9 2.5
FR 2.0 2.5
RL 2.0 2.5
RR 2.1 2.5

10周目までは11秒前半から中盤で周回できますが、10周以降はリアタイヤがズルズル。11秒後半がやっとでした。これ以上はムダと判断し18周でピットイン。クーリングラップなしで空気圧測定。結果はいつもとおんなじ。タイヤ表面のタレでしょうか?

でも単純に踏んでいるだけでは後半ボロボロになりそうです。レース展開を読んでペース配分をしないダメみたい。そんなことできるのか?


■2本目(15:00〜15:30)


[コンディション]
天候: 曇り
気温: 27.5℃
路面温度: 36.0℃

リアのみ空気圧を0.2kg/cm2落として再チャレンジです。ついでにヘアピンの立ち上がりでリアタイヤに横方向の負担をかけないように、クリップから離れるタイミングを遅らせてみました。


2本目

ガソリンが減ったこと、コンディションが若干好転したことを考慮しなければなりませんが、1本目のベストタイムを更新。周回タイムは11秒前半に集中。走り方を変えてしまったので、タイム向上が空気圧か走り方か判断できなくなってしまいました。2つのことを同時にやっちゃダメって分かってるのに、またやってしまいました。学習能力がありません。

[走行データ]
周回数: 20
ベストタイム: 1'10.655(4周目)
油温: 120℃
水温: 90℃

空気圧
(kg/cm2
温間 [*]
(走行前)
FL 2.5
FR 2.5
RL 2.3
RR 2.3
 [*]1本目走行直後に調整


本番前の練習終了


■スパークプラグの焼け具合

2本目の走行後に1番プラグを外してみました。これは純正装着のFoCoMo。焼け具合はバッチリです。このコンディションなら冷え型のプラグに変える必要はなさそうです。


1番プラグの焼け具合

あとは本番前のメンテナンスを残すだけです。



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