エンジンオイルはRed Lineに戻しました。タイヤは左側が裏組みした8分山、右側が温存しておいた3分山。キャスターさえOKならこのまま本番という仕様です。
走行距離: | 10,100km | (累計396周) |
エンジンオイル: | Red Line 5W-30 | (新品) |
ミッションオイル: | Red Line MT-90 (75W-90) | (累計42周) |
デフオイル: | Castrol 5116 (90S) | (累計42周) |
ブレーキフルード: | WAKO'S DOT4 | (エア抜きのみ) |
ブレーキパッドF: | エンドレス@ | (累計42周) |
ブレーキパッドR: | エンドレス@ | (累計42周) |
タイヤL: | AR99周→裏組み | (累計99周) |
タイヤR: | @L105周→R172周→逆L20周→温存 | (累計297周) |
ほぼ本番仕様
天候: | 晴れ |
気温: | 22.6℃ |
路面温度: | 44.4℃ |
気温は20℃を超え、路面温度は夏場並です。残念ながらキャスターの違いはタイムに表れそうもありません。しかも大失態を…。
パドックに並んでゲートオープンを待っていると、なかなか始まりません。前方を見るとスポ走枠で走行していたNAロードスターが最終コーナーに埋まってました。このロードスター、フロントカウルを社外品に交換していて牽引フックを付けていません。オフィシャルがあの手この手でやっと引き出しましたが、この不届き者のおかげで10分近く待たされました。その間、どうにも暑い。「やっぱレースカーはNゼロに限るぜ!」とエアコンのスイッチON。
そして走行開始。なんかエンジンの伸びが悪い。6,000回転くらいに谷があるし、タイムも11秒中盤から12秒後半。気温が高いとこんなもんだっけ?と考えながらもひたすらアタック。走行終了のチェッカーで減速。さあ、エアコン、エアコン。
「んがっ!? ONじゃん!」
健忘症のおかげでエアコンの耐久テストをやっちまいました。サーキット側はめずらしく遅れた開始時間分を延長してチェッカー。1本分エアコンONで全開です。壊れないでしょうか? ベストタイムは1'11.054。データ採りにもなりません。
1本目はエアコンON!
周回数: | 20 |
ベストタイム: | 1'11.054(2周目) |
油温: | 120℃ |
水温: | 92℃ |
空気圧 (kg/cm2) |
冷間 (走行前) |
温間 (走行後) |
FL | 1.9 | 2.5 |
FR | 2.0 | 2.5 |
RL | 2.0 | 2.5 |
RR | 2.1 | 2.5 |
ちなみにエアコンONとOFFのタイム差は0.5秒といったところです。これが今回得られた唯一のデータかも。(笑)
天候: | 晴れ |
気温: | 22.1℃ |
路面温度: | 42.4℃ |
気を取り直して2本目です。2周目から10秒後半。エンジン回転がスムーズです。(笑)
そしてキャスターの違い。低速コーナーは以前と同じ舵角で進入するとフロントタイヤに大きな抵抗を感じます。巻き込むほどではないのですが、変に噛んでいるような感覚。そこからアクセルを開けるとスピンモードです。舵角を減らしアクセルオンを意識的にワンテンポ遅らせれば大丈夫。
2本目
高速コーナーはステアリングの手応えが若干減ったような気がしますが、まあさほど変化なし。ただし、どのコーナーもステアリングを大きく切ると挙動が不安定になる傾向があるようです。
周回数: | 20 |
ベストタイム: | 1'10.725(16周目) |
油温: | 120℃ |
水温: | 90℃ |
空気圧 (kg/cm2) |
温間 [*] (走行前) |
FL | 2.5 |
FR | 2.5 |
RL | 2.5 |
RR | 2.5 |
[*]1本目走行直後に調整 |
さてどうしましょう。前回と比較するとコンディションの悪化でタイムが伸びません。キャスター変更に関する良否をタイムで判断しようとしてたのですが…。違いは感じ取れましたが、どうしてイイかが分かりません。
エンブレムクラスの方々が10秒前半でラップしていたようなので、タイム的にはまあまあといったところでしょうか。今回のセッティング、少ない舵角で曲がっていけるので、開幕戦はこのままでいいような気がしてきました。
そうそうエアーガイドの効果ですが、まったく分かりません。鈍くて感じないだけかも。
本番前の練習終了
30分×2本=40周の走行でほぼ1mmの磨耗です。裏組みした左側のタイヤを多少労わって走行しせいか左右同じくらいの磨耗量になりました。
今回の 周回数 |
累計の 周回数 |
測定個所 | 走行前残量 (mm) |
走行後残量 (mm) |
磨耗量 (mm) |
---|---|---|---|---|---|
40 | 82 | 左フロント外側外周 | 13.8 | 13.0 | 0.8 |
左フロント外側内周 | 14.3 | 13.5 | 0.8 | ||
左フロント内側外周 | 14.0 | 13.0 | 1.0 | ||
左フロント内側内周 | 13.9 | 13.0 | 0.9 | ||
右フロント外側外周 | 14.0 | 13.0 | 1.0 | ||
右フロント外側内周 | 14.8 | 14.0 | 0.8 | ||
右フロント内側外周 | 14.3 | 13.5 | 0.8 | ||
右フロント内側内周 | 14.1 | 13.0 | 1.1 |
新品パッドの厚み: 15mm、推奨交換時期: 10mm
ちなみにリヤパッドの磨耗量は現在1mmくらい。フロントの半分くらいの進行です。リヤに関してはマツスピパッドよりも磨耗が早いみたい。ちゃんと4輪で制動しているようです。
ブレーキパッドの測定中
裏組みした左用タイヤも均一に磨耗したし、セッティングもこれでOKってことにします。今さらジタバタしても始まりません。前日の練習はキャンセルし、GWはのんびりと鋭気を養うことに決めました。あとはメンテナンスを残すのみ。
トップページ | 目 次 | 前のページ | 次のページ |
Copyright © 1999-2009 Factory Suzuki. All rights reserved.