最近、車両を酷使しているのでエンジン、ミッション、デフのオイルを新品に交換。ミッションとデフはいつもと同じ銘柄ですが、エンジンオイルは新春大売出しのときに格安で購入しておいた某5W-30です。
ディスクローターとブレーキパッドの慣らしもあるんで下道で筑波へ向かいます。
走行距離: | 9,600km | (累計354周) |
エンジンオイル: | 某 5W-30 | (新品) |
ミッションオイル: | Red Line MT-90 (75W-90) | (新品) |
デフオイル: | Castrol 5116 (90S) | (新品) |
ブレーキフルード: | WAKO'S DOT4 | (エア抜きのみ) |
ブレーキパッドF: | エンドレス@ | (新品) |
ブレーキパッドR: | エンドレス@ | (新品) |
タイヤL: | @R105周→L172周→逆R20周→L57周 | (累計354周) |
タイヤR: | AR57周 | (累計57周) |
自慢の油膜強化剤を配合した某オイル
天候: | 晴れ |
気温: | 14.4℃ |
路面温度: | 22.2℃ |
今回は特にトライすることはありません。エンドレスパッドに慣れることと右タイヤを減らすことが目的です。
そのエンドレスパッドは、マツスピマッドと較べるとペダルフィーリングがやや硬め。戸惑うほどの違いはありませんが、強めに踏むとABSが多めに介入する傾向があるようで、ヘアピンで減速しきれないことがありました。1本目の走行ではペダルフィーリングに変化なし。優秀です。
Iさん軽がるとオーバーテイクしてごめんなさい
ディスクローターもパッドも新品なので限界まで攻めてないんですが、ベストタイムは過去ベストの1'09.725に迫る勢い。そして周回数で新記録達成です。パッドのフィーリングが安定していたせいか10秒台を連発。1本の練習枠で22周もできました。なんか得した気分。(笑)
周回数: | 22 |
ベストタイム: | 1'09.798(5周目) |
油温: | 118℃ |
水温: | 82℃ |
空気圧 (kg/cm2) |
冷間 (走行前) |
温間 (走行後) |
FL | 1.9 | 2.6 |
FR | 2.0 | 2.5 |
RL | 2.0 | 2.4 |
RR | 2.1 | 2.4 |
ブレーキを残しつつ1コーナーへ
天候: | 晴れ |
気温: | 16.8℃ |
路面温度: | 26.6℃ |
2本目は自分の限界まで攻めてみます。ややペダルストロークが増えましたが、マツスピパッドのようにペダルタッチがフカフカになることはありません。しかしブレーキングのたびにジャダーが発生。体感よりも制動力があるようで、すぐにABSが効きだす領域に入っていまいます。
そのままアタックを続けたらペダルフィーリングが岩を踏んでいるかのように硬くなりました。もしかしてフェード?
攻める!
攻め込むとフィーリングの違いが顕著に現れます。ABSが効きだす一歩手前の踏力コントロールができません。これでは一発勝負のレイトブレーキングに不安が残ります。ベストタイムは1本目に届かず1分10秒台。1本目のように余裕を持った踏み方じゃないとダメみたいです。慣れの問題かと思いますので、次回はこの辺りに重点を置いて修行ですね。
周回数: | 20 |
ベストタイム: | 1'10.023(11周目) |
油温: | 120℃ |
水温: | 82℃ |
空気圧 (kg/cm2) |
温間 [*] (走行前) |
FL | 2.5 |
FR | 2.5 |
RL | 2.4 |
RR | 2.4 |
[*]1本目走行直後に調整 |
レイトブレーキングではマツスピパッドの方がコントロール性がいいように感じます。ABSとの相性という点ではマツスピパッドが上でしょうか?
新品のフロントは裏板を含めて15mmの厚さです。12mm以下になると磨耗が早くなるそうで、メーカー推奨の交換時期は裏板を含めた厚さが10mm以下になったとき。裏板を除いた摩擦材の厚さが9.5mmですので、摩擦材が残り半分程度(4.5mm)になったら交換しろってことらしい。もっと使いますけど。
通常、パッド残量は摩擦材の部分を測定しますが、面倒だしメーカー推奨の交換時期が裏板を含めて10mmとなっていますので、データは裏板を含めた厚さで測定します。
今回の 周回数 |
累計の 周回数 |
測定個所 | 走行前残量 (mm) |
走行後残量 (mm) |
磨耗量 (mm) |
---|---|---|---|---|---|
42 | 42 | 左フロント外側外周 | 15.0 | 13.8 | 1.2 |
左フロント外側内周 | 15.0 | 14.3 | 0.7 | ||
左フロント内側外周 | 15.0 | 14.0 | 1.0 | ||
左フロント内側内周 | 15.0 | 13.9 | 1.1 | ||
右フロント外側外周 | 15.0 | 14.0 | 1.0 | ||
右フロント外側内周 | 15.0 | 14.8 | 0.2 | ||
右フロント内側外周 | 15.0 | 14.3 | 0.7 | ||
右フロント内側内周 | 15.0 | 14.1 | 0.9 |
パッド外周の磨耗が大きいのですが、今回の走行での磨耗を約1mmと仮定すると、メーカー推奨の交換時期まで210周できる計算。耐久性は確実にマツスピパッドの2倍以上あるようです。
ちなみに右フロントのディスクローターは磨耗ゼロ。左フロントのディスクローターは磨耗0.03mmでした。マツスピパッドはディスクローターがレコード盤になりますが、エンドレスパッドは大丈夫。ローター攻撃性も少ないみたいです。フィーリングの悪さを克服できれば、貧乏人にはこっちでしょうね。(笑)
メンテナンス中
データを見ていて気が付きました。外側のパッドは左右とも外周の磨耗が大きいですが、内側のパッドは内周の磨耗が大きいみたいです。
で、インチキプライベーターは考えました。「パッドもローテーションすれば?」 即実行です。左内側と右外側、左外側と右内側を入れ替え。
結果は…。タッチがグニャグニャで剛性感ゼロ、峠を一本往復しましたが変わらず。恐くて踏めません。入れ替えたパッドを元に戻したらタッチも戻りました。
右側に履かせて105周、そして裏組みして左側に履かせて291周、合計で396周した状態が下の画像です。外側のショルダーが削れ、スリップサインが出てますが、もう一度裏組すれば右用として練習に使えそう。恐るべしRE-01R。
筑波サーキットを369周したRE-01R
これならタイヤもパッドもサーキットユースとしてはまあ満足。それに反して今回使った某エンジンオイル。ほぼ同じコンディションで他メーカーのオイルは油温が112℃なのに対し120℃まで上昇。次の日はエンジンからノイズ出まくり。完全にタレてしまったようです。あ〜あ、3缶も買っちまったよ。(涙)
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