STEP 13 練習3回目 〜11秒台突入〜

Release Date: 2006/08/27

■2006.8.27

今回の練習目的は車高ダウンとアライメント調整による挙動変化の確認。それと本番でのガソリン搭載量を決定するためのサーキット燃費の計測です。

油脂類はエンジンオイルとブレーキフルードのみ交換。そしてサーキット近くのセルフスタンドでガソリンを満タン給油です。

走行距離: 6,000km (累計72周)
エンジンオイル: Castrol RSX (5W-30) (新品)
ミッションオイル: Red Line 75W-90 (累計72周)
デフオイル: Castrol 5116 (90S) (累計72周)
ブレーキフルード: WAKO'S DOT4 (新品)
ブレーキパッドF: 純正 (累計72周)
ブレーキパッドR: 純正 (累計72周)
タイヤL: @L72周 (累計72周)
タイヤR: @R72周 (累計72周)

エンジンオイルはホームセンターで在庫処分セールだったCastrol RSX(5W-30)を購入。安かったから買っただけなのに予想外に優秀した。


Castrol RSX 5W-30


■1本目(13:00〜13:30)


[コンディション]
天候: 曇り
気温: 26℃
路面温度: 33.6℃

前回とは打って変わって普通の暑さになってしまいました。前回と比較すると気温は−8.8℃、路面温度に至っては−22.2℃。これだけコンディションが好転するとタイム更新間違いなしですが、更新要因がコンディションの違いかセッティングの違いか判断が難しいのがツライところです。


気温

まずは前回との違いを見極めるために同じ走り方を試します。エンジンの伸びが良く、シフトアップポイントが若干手前に。コーナーでの安定性が増して乗りやすくなっていますが、無理に攻めずに周回します。

1周目と2周目は11秒後半をマーク。前回より気温が低いことによる影響かと思いますが、初の11秒台突入です。走行距離が6,000kmを超えてエンジンに当たりが付いてきたことやアライメント調整でトーインを減らしたことによるタイヤの転がり抵抗の減少も効いてると思います。


ストレートが伸びます

3周目はコーナーでの安定性をタイムに反映させるべく未知の領域まで攻め込んでみます。タイムはこの日のベストとなる1'11.184をマーク。なんと前回から約1.4秒ものアップです。半分はコンディションの違いが影響していると思いますので、セッティング変更によるタイム更新は0.7〜0.8秒といったところでしょうか?


ベストタイム更新!

さらに攻め込むと2つのヘアピン立ち上がりで唐突なオーバーステアが発生。特性的には吊るしのセッティングと同じ傾向ですが、9割のペースで吊るしのタイムが出てしまうため、そこから先に踏み込んだときの挙動はさらに唐突になった感じです。

リアのトーインを減らしたことが影響しているんだと思います。実はこうなることを予想してキャスターを寝かせ気味にしたのですが、2つの調整(トーとキャスター)を同時に変えたため、キャスターでどのくらい挙動が抑えられたのか判断できません。開幕まで時間があれば片方ずつ確認できたのですが…。

その後、6分間の赤旗中断。最近、必ず赤旗に遭遇。


赤旗中断

走行後、空気圧を測定すると、右リアが前回より0.1kg/cm2上昇。リアが左右均等に仕事をするようになったみたいです。っていうか、踏みが足りないのかも。

[走行データ]
周回数: 12
ベストタイム: 1'11.184(3周目)
油温: 118℃
水温: 92℃

空気圧
(kg/cm2
冷間
(走行前)
温間
(走行後)
FL 1.9 2.4
FR 2.0 2.4
RL 2.0 2.4
RR 2.1 2.5

■2本目(14:30〜15:00)


[コンディション]
天候: 曇り
気温: 26.4℃
路面温度: 32.8℃

2本目は3周目に11秒前半が出ましたが、その後は11秒後半から12秒前半の走行。しかしタイヤのタレはさほど感じませんでした。過去3回の練習で一番コンディションが良かったこともあるでしょうが、やはりもっと踏めるようです。アライメント調整がタイヤに優しい方向に効いた感じですが、その効果をタイムに反映できないようでは走り込みが足りないってことですね。


とにかく走り込み

[走行データ]
周回数: 21
ベストタイム: 1'11.231(3周目)
油温: 120℃
水温: 92℃

空気圧
(kg/cm2
温間 [*]
(走行前)
冷間
(翌日)
FL 2.5 1.9
FR 2.5 2.0
RL 2.5 2.0
RR 2.5 2.0
 [*]1本目走行直後に調整

■サーキット燃費

筑波サーキット内のスタンドで走行前後に満タン給油するのが一番正確なんでしょうが、筑波サーキット内のスタンドはハイオクがリッター160円というフザケタ価格なのでパス。

近くのスタンドで満タン給油して、スタンドからサーキットまでの一般道をリッター12kmと仮定して逆算すると、サーキットを79km走行して22リッターを消費したことになります。

結果はリッター3.6km! 一般道ではB6エンジンより燃費の良かったLFエンジンですが、全開走行ではB6エンジン(リッター4km)より大食いです。

次回は9/2に3本も予約。これが本番前最後の練習です。

価格に関する記述はリリース当時の内容です。現在とは異なる場合がありますのでご注意ください。



トップページ 目  次 前のページ 次のページ