STEP 11 練習2回目 〜トラブル発生〜

Release Date: 2006/08/18

■2006.8.18

昨日は油温計を見忘れるという失態を演じましたが、間違いなく120℃は超えていたでしょう。自分の場合、練習2時間もしくは油温が120℃を超えた場合は交換と決めています。帰宅後、エンジンオイルを交換。あとはエアクリーナーエレメントを純正品からマツダスピードのスポーツエアフィルターに交換しただけで、その他は昨日と同じ仕様です。

走行距離: 4,800km (累計35周)
エンジンオイル: IDI GRADE R (10W-40) (新品)
ミッションオイル: Red Line 75W-90 (累計35周)
デフオイル: Castrol 5116 (90S) (累計35周)
ブレーキフルード: 純正 DOT3 (累計35周)
ブレーキパッドF: 純正 (累計35周)
ブレーキパッドR: 純正 (累計35周)
タイヤL: @L35周 (累計35周)
タイヤR: @R35周 (累計35周)

猛暑になると予想されるのでちょっと硬めのIDI GRADE R(10W-40)を使ってみます。


IDI GRADE R 10W-40


■1本目(13:30〜14:00)


[コンディション]
天候: 晴れ
気温: 34.8℃
路面温度: 55.8℃

ここは本当に日本か?ってくらいのものすごい暑さです。

昨日は1本目の走行直後に4輪の空気圧を温間でそろえて2本目を走行、そのままの状態で帰宅し、冷間の空気圧を測定。今日はそのデータを元にセッティングです。


路面温度

コースインするとエンジンの回転がなんとなく重く感じます。昨日よりは踏んでいるハズなんですが、タイムはほぼ13秒フラット。このエンジン、かなり外気温の影響を受けるみたいです。


超晴天

5周目、やっと12秒後半に突入しますが、タイヤがズルズル。2周ほどクーリングラップを入れ、再アタックと思ったら赤旗中断。ピットで4分間ほど停止。

走行再開後は、とにかく全開で攻めてみます。1'13.120から始まって徐々にタイムダウン。8周目に1'13.764まで落ち込んで走行終了です。周回を重ねるごとにタイヤのタレの進行を感じます。この路面温度にこの空気圧は失敗みたいです。赤旗中断を挟んでもグリップが回復することはありませんでした。


1コーナー

走行後、空気圧を測定すると、左フロントは0.8kg/cm2も上昇してました。次の走行に備えて日陰で冷却です。


冷却

[走行データ]
周回数: 18
ベストタイム: 1'12.896(5周目)
油温: 125℃
水温: 98℃

空気圧
(kg/cm2
冷間
(走行前)
温間
(走行後)
FL 1.9 2.7
FR 2.0 2.6
RL 2.0 2.6
RR 2.1 2.6

■2本目(15:00〜15:30)


[コンディション]
天候: 晴れ
気温: 33.7℃
路面温度: 50.4℃

車両に慣れる前にイロイロ試すとドツボにハマりますので、正解?不正解?は別にして、昨日と同じ空気圧に調整します。そして走り方も同じ。とにかく全開です。(笑)

それにしても15:00だというのに気温が下がる気配はまったくありません。


とにかく走り込み

1周目、1'12.621。さすがに1時間も間を置くと回復しますね。2周目、1'12.707。順調です。3周目からは13秒台ですが、ほぼ前半に集中しています。でも猛暑のせいでしょう、昨日のタイムは更新できませんでした。


最終コーナーのロール

[走行データ]
周回数: 19
ベストタイム: 1'12.621(1周目)
油温: 125℃
水温: 98℃

空気圧
(kg/cm2
温間 [*]
(走行前)
冷間
(翌日)
FL 2.5 1.8
FR 2.5 1.9
RL 2.5 1.9
RR 2.5 2.0
 [*]1本目走行直後に調整

■ブレーキフルード交換

2日続けてのサーキット走行でブレーキペダルがフカフカです。ブレーキのエア抜きも兼ねて、ブレーキフルードを純正DOT3からWAKO'S DOT4へ交換します。


WAKO'S DOT4


■ディスクローター止めネジの脱落

左フロントのアルミホイールを外すとネジが「ポロッ」。ディスクローターを止めている皿ネジでした。「こんなもん脱落するんだ…。」

気を付けてないと絶対に気が付きませんよ。ちなみに締付けトルクは、SI単位で9.8〜14.7N・mです。従来のkg・mじゃないので間違えないように。プラスドライバーでギュッと締める程度です。


ディスクローターの皿ネジ


■バランスウェイトの脱落

そしてリアホイールは、打込みタイプのバランスウェイトが左右とも脱落してました。アルミテープ貼ってたのに…。よく考えりゃ遠心力で飛んでく方向ですよね?

貼付けタイプにしないと危険です。


飛んでったバランスウェイト


■冷却系

猛暑だったわりに水温98℃は立派です。これ以上の悪コンディションで走ることはないと思いますので、クーリングシステムキャップやサーモスタットの変更は見送ります。


■点火プラグ

猛暑の走行でも焼け具合に問題はありませんでした。冷え型への変更は必要ないみたいです。ってNCに搭載のLFエンジンの点火プラグは、通常のプラグよりリーチが長くかつガスケットのないコニカルタイプ。熱価の異なる交換部品は市販されていません。


上がLFエンジン用のロングリーチコニカル、下がB6エンジン用の通常品

次回の練習は車高ダウンとアライメント調整で臨みます。



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