STEP 9 変更が許される部品の取付け

Release Date: 2006/08/16

どんなレースでも同じですが、レギュレーションに定められた改造規定は、「当規定に定められていない項目は全て当初のままで、変更および改造は一切許されない。」ってな感じで始まります。

要するに「いぢってもいいですよ」って明言してる部分以外はノーマルのままってこと。で、「変更及び改造が許される」項目だけを列記してみました。ロードスターパーティレースの場合、改造規定と言っても実際はポン付けの部品交換しかありません。

自分が変更したい順番で記載しています。1〜4は既に装着&変更済み。

(注)詳細な但書は省略しています。参戦を予定している方は、JNR-A発行の正式版を熟読してください。

  1. ホイールの変更(6.5J-16/オフセット+55ミリ以外はダメ)
  2. 計測目的の電気式メーター追加(他の諸装置を調整できる機能を持ったものはダメ)
  3. オイルフィルターの変更(取付け位置の変更はダメ)
  4. 座席の変更(保安基準ならびにJAF国内競技車両規則に合致するもの)
  5. マフラーの変更(JNR-A認定部品以外はダメ)
  6. エアクリーナーエレメントの変更
  7. クーリングシステムキャップ圧力の変更
  8. ヒートインシュレータ(サーモスタット)の変更
  9. 点火プラグの変更
  10. ブレーキパッドの変更(JNR-A認定部品以外はダメ)
  11. ホイールナットの材質および形状の変更
  12. バッテリーの容量、取付けブラケットの変更
  13. 空力装置(エアロパーツ)の装着及び変更(マツダスピード用品を含む純正オプション部品以外はダメ)
  14. ラジエターファンを強制的に駆動させるためのON・OFFスイッチ取付け(ECU配線の使用はダメ)
  15. アンダーガード追加(これって何???)

性能に影響する項目がほとんどありません。マフラーとエアクリーナーエレメントを交換してもせいぜい3馬力くらいでしょう。

どうせならある程度の装備品を最初から組んだ状態でコンプリートカーとして販売し、一切の変更は認めないってしてくれた方が楽なんですけどねー。

とりあえず1〜6までを装着して様子見です。冷却系やブレーキバッドは、サーキットを走らせてみた上で必要に応じて対策しようと思います。


■座席の変更(保安基準ならびにJAF国内競技車両規則に合致するもの)

NBで使っていたSP-Gにラストラーダ製のスーパーダウンレールを組み合わせて取り付けました。

品 名 品 番 希望小売価格(税込)
レカロ SP-G オープン
ラストラーダ スーパーダウンレール ¥19,000

ラストラーダ製のスパーダウンレールですが、NB用は出来がよかったのに、NC用は超愚作。前方向のスライド量が足りません。身長164cmの自分だと一番前でギリギリ。さらに小柄な方だとペダルに足が届かないと思います。


レカロ製S-PG+ラストラーダ製スーパーダウンレール


■マフラーの変更(JNR-A認定部品以外はダメ)

マツダスピードブランドのスポーツサウンドマフラーだけが変更を認められています。

品 名 品 番 希望小売価格(税込)
スポーツサウンドマフラー QNC1 40 100 ¥86,100

1/100秒を争うワンメイクレースなのでパワーアップしそうな部品はとりあえず交換ですが、タイコ部分だけなのに非常に高価です。このマフラー、サイズも重量も純正品とまったく同じ。外観上唯一の違いは排気管の出口形状だけ。


左がスポーツサウンドマフラー、右が純正品

純正品との音質・音量の違いは、何も説明を受けずに乗ったら交換していると気付かない程度。自分の車両が街乗り車だったら絶対に選択しないと思います。

それでも結局はほとんどのエントラントが装着することになるんですから、最初から車両に装着した状態で販売して欲しいものですね。


マツダスピード スポーツサウンドマフラー


■エアクリーナーエレメントの変更

クリーナーケースや配管の変更は許されませんが、エレメントの交換は自由です。とは言っても事実上、マツダスピードとK&Nくらいしか選択肢はありません。よく分からないのでJNR-A推奨のマツダスピードを選択。

品 名 品 番 希望小売価格(税込)
スポーツエアフィルター QNC1 13 Z40 ¥8,925


スポーツエアフィルター

さて、明日は筑波サーキットでシェークダウンです。

価格・規定等に関する記述はリリース当時の内容です。現在とは異なる場合がありますのでご注意ください。



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