STEP 5 慣らし 〜3,000kmまで〜

Release Date: 2006/05/16

■2006.5.3

本日の慣らしの目的地は? 2,000km到達時に交換するエンジンオイルを探し、一般道を使ってわざと隣の県の超大型量販店を往復します。これで200kmくらいは稼げるはず。現状は処分価格の魅力に負けて15W-50のスピードマスターが入ってますが、狙いは100%化学合成で5W-30のエンジンオイル。

行きは1〜3速だけ4,000回転まで引っ張り、あとは4〜5速で普通に巡航。油温は94℃付近で安定。B6より若干高目です。

帰りは3速がメインで3,000〜4,000回転付近をキープし、筑波サーキットで大事な3速の慣らし。この状況では油温が98℃まで上昇。でも5速巡航に移るとすぐに下がります。冷却性能は優秀かも。

自宅近くまで戻り、前回の給油から620kmの走行で44.5リッターを給油。帰り道で3速を多用した割にはリッター13.9kmという好燃費。


■2006.5.5

RX-8パーティレースへデビューする友人ねもとさんをサポートするために筑波サーキットを往復。エントラント駐車場へ停めましたが、誰も新型NR-Aだとは気付かず。って外観からじゃ分かりませんよね。でも折角のレースベース車なんだから、例えばホンダの赤バッジみたいに他のグレードと区別できるアイデンティティが欲しいと思うのは自分だけでしょうか?


RX-8 パーティレース


■2006.5.6〜7

GW終盤もエンジンオイルを探して量販店巡り。前回の給油から550kmの走行で41.5リッターを給油。あまり定速走行をしなかったせいか、リッター13.2kmへ燃費ダウン。


■2006.5.10

めでたく2,000kmに到達したので、エンジンオイルを.交換します。今回はCastrol RSX 5W-30。ここからは上限を5,000回転にアップです。


Castrol RSX 5W-30

早速、ワインディングに持ち込みフィーリングチェック。で、びっくり。市街地では普通の乗用車だったNCですが、ワインディングでペースを上げるとボディが軽く感じます。旧型に比べて剛性感が増しているせいか、コーナリングスピードが感覚以上に高い。でも大きくなったボディのせいで人馬半体ってところですかね。

想定外の豹変ぶりに気をよくしたのですが、困った問題も発生です。ヒール&トゥができません。ブレーキペダルに足を乗せただけで急制動。ほとんどストロークなしに効いてしまうので、踵がアクセルペダルに届かないんです。しかも踵を乗せる部分が奥に曲げてあるという考えられないデザイン。

早速改造改善です。HEXボルトで固定されたアルミプレートを外し、万力を使って真っ直ぐに修正。アクセルペダルとアルミプレートの間にゴム板を挟んで高さ調整。届かなくなったHEXボルトは、ステアリング用のロングボルトへ交換します。アルミプレートを固定しているボルトとステアリング用のボルトは、座面の角度が同じです。


アクセルペダルの高さ調整


■2006.5.13

GW明けの土曜日に1ヶ月点検でディーラーへ入庫です。納車からちょうど2週間。オドメーターに表示された2,314kmの数字を見てビックリする担当さん。でもGW前に車バカへ納車したらこんなもんですよね?(笑) ちなみに異常はありませんでした。ついでにオーディオの取付金具とパーティレース指定部品であるロールケージ等を発注です。


■2006.5.16

休日だけでは距離を稼げないので、会社からの帰宅時は毎日100kmの遠回り。本○→里○→花○→川○→本○の高速ワインディングを繋ぐと1周がちょうど50km。これを2本が日課です。

で、気になる点が少々。○○○km/hを超える高速コーナリングからアクセルちょい戻しのコントロールを入れると、自分の意思よりもスロットルを閉じる量が多いような(っていうか勝手に全閉?)違和感を感じます。それとフロントの初期の動きはとっても気持ちいいのに踏むとアンダー。アクセルを戻すとリアが巻き込みます。コーナリングスピードはNBと同じ感覚で乗ると3割増の状態なので雨の日はヤバイかも。まだ5,000回転しか回してませんが、全開にしたらコントロールできるのでしょうか?ちょっと不安です。

この間の主な走行状況は朝の通勤渋滞+帰りのワインディング。2回ほど給油しましたが、リッター12.8km、リッター12.7kmと下がる一方です。程良く踏んでるし仕方ないんでしょうね。油温が100℃を超えることはありません。平地走行での比較では、15W-50のスピードマスター使用時は94℃付近。5W-30のRSX使用時は92℃付近。硬いオイルの方が油温が高目です。このエンジンって柔らかいオイルの方が相性いいかも。

回転数の上限解除まであと少し。



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