STEP 3 慣らし 〜1,000kmまで〜

Release Date: 2006/05/01

■新車の慣らしは必要か?(以下は持論です)

通勤やレジャーが主な使用目的で、定期点検時にオイル交換、2回目あたりの車検を前に査定があるうちに乗り換える。一般の中流家庭のおとーさんはこんな感じでしょうか? このような使用状況なら慣らしなんて必要ないと思います。しかし、自分の使用目的はライバルと同一条件で戦うワンメイクレース。1/1,000秒でも前に出るために慣らしは必須です。

で、NCの慣らしメニューですが、1,000kmまでは3,000回転、2,000kmまでは4,000回転、3,000kmまでは5,000回転を上限とし、オイル交換は1,000kmごとに実施、3,000kmを超えたら全開の予定です。そして開幕戦までに走行8,000km到達が目標。

過去の経験上、5,000kmあたりまでってエンジンの吹け上がりが重いんですよね。走行3,000kmくらいの時と走行8,000kmくらいに達した時のエンジンを比べると、サーキットでのシフトアップポイントが全然違います。初年度のNゼロレースは、開幕戦までに距離を稼いだ人が若干有利。エンジンの吹け上がりだけじゃなく、車両に対する習熟度も上がりますしね。


■2006.4.30

まず1,000kmまでは上限3,000回転。最初は慣らしというよりラッピング。朝一番でハイオクガソリンを給油し、エンジンを3,000回転に保って常磐高速を100km北上、そして復路も高速を使って帰宅する約2時間の定速走行でエンジンラッピング。5速/3,000回転時の速度は、メーター読みで106km/hでした。

次は一般道を使い、できるだけ丁寧な加減速を繰り返し、ミッションとデフを馴染ませます。国道6号を100km北上、そして同じ道のりを淡々と戻ってきます。これで駆動系のラッピング終了。

この日の走行は400km。ビックリしたのは燃費です。400km走っても燃料計の針が半分の位置。NA&NBだったら燃料計の針は左側に張り付く頃。どんだけ走るんだNCロードスター。まあ、考えられないくらい丁寧に走りましたけどね。


■2006.5.1

高速道路の往復は前日と同じですが、普通の慣らしモードですので上限を守るだけ。昨日ほど気は使いません。高速を降り、607km走行時点で残量警告灯が点灯。残量警告灯点灯時のガソリン残量が知りたかったので、一番近いガソリンスタンドへ。

給油器の示した数字は39.8リッター。50リッタータンクですので残量は10リッター。すばらしい精度です。これを基準にレース前のガソリン搭載量を計算すれば完璧かも。で、もっとスゴイのが燃費。リッター15.2kmも走ってしまいました。最近のエンジンってスゴイんですね。

そしてこの日は6号国道を根性で200km北上してUターン。2日で1,000km達成。(バカ?) 明日は雨らしいのでエンジンオイル&オイルフィルターの交換です。



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