STEP 3 納車


最終戦の悲劇から約2ヶ月、売却の打診を受けてから丸3ヶ月の2002年11月16日、やっとKei Sport-Rが納車になりました。

注目のボディーカラーはGTOのフィジーブルー。そう別のコーナーで紹介しているロードスターと同じカラーです。


多分、日本で一台のカラーリング(2002年11月現在)

もう少し濃いブルーになるはずだったのですが、なんかオリジナルと違うぞ? まあいいか。とりあえずカッコいいし。(自画自賛)

で、早速試乗です。東日本シリーズ最高位5位、シリーズ9位の車両のインプレッションは?

  1. 中立付近のステアリング応答があいまい。
  2. ステアリングを切り込んで行ったときに、舵角と感覚がずれる?
    (舵角よりも大回りする感じ。アンダーステアとはチョット違う。)
  3. ステアリングを切った状態からの加速でトラクションがかからない。
  4. レッドゾーンが8000回転からなのに、6000回転以上が苦しい。
  5. ○○km/h以上でピッチングが激しく、跳ねまくる。

悪いところばかりが目立ちます。いいのは中間加速ぐらいです。なんか不安になってきました。他の車両もこんなもんなんでしょうか?うちのだけじゃないよな?


さて、気を取り直して現在の車両の紹介です。登録は平成13年5月、修復暦1回、走行距離は7900キロ。ツルシの状態から以下のパーツを装着しています。

■タイヤ [指定部品(解説@)]

BS POTENZA RE88 165/60R15
このタイヤを装着しないとレースに参加できません。

2004.2.15追記
2004年度からはBS POTENZA GV 165/60R15に変更

■スズキスポーツ TYPE-V アルミホイール [推奨部品(解説A)]

サイズは15インチ、リム幅5J、オフセット+45です。 このホイールは旧型で重量が実測値5.7kg。現在は5.3kgのTYPE-VRというモデルが出ています。


スズキスポーツ TYPE-V

■スズキスポーツ 4輪車高調整サスペンションキット [認定部品(解説B)]

サスペンションキットは、ピロアッパーモデルにフロントが12kg/mm、リアが10kg/mmのスプリングを装着。この他に強化ゴムアッパーモデルも設定されています。スプリングレートは、フロントが12・10kg/mm、リアが10・8・5kg/mmから選択可能。


フロントの減衰力は4段調整


リアの減衰力は8段調整

■スズキスポーツ 調整式ラテラルロッド [認定部品]

Keiの場合、車高を落とすとホーシングが左にズレます。これを画像中央のアジャスターで元の位置へ補正します。


車高を落とした固定式サスペンションには必需品

■モモ レース 35φステアリング [推奨部品]

レースという名を冠している割にはレーシーじゃないステアリング。さりげない存在感は気に入っています。でもちょっと大きいと思う。変えるかも。


軽自動車に35φはデカイと思う。

■レカロ SP-G バケットシート [推奨部品]

このクラスはブリッド全盛と思いきや、なんとレカロを装着!


レカロ製フルバケットシート

■大森 水温計&ブースト計 [補助メーターは条件付で許可(解説C)]

アルミパネルを製作して取り付けてありますが、あまりいい出来ではありません。作り直しだな。ついでに油温計と油圧計も欲しいかも。でもスペースが...。


レースカーなのにMDプレーヤーが付いてます。(笑)

■スズキスポーツ ハイプレッシャーラジエターキャップ [推奨部品]

冷却水の沸点を上げてオーバーヒートを防ぐアイテム。


開弁圧1.3kg/cm2

■スズキスポーツ クラッチカバー&ディスク [推奨部品]

画像が撮れません。(笑) メタルタイプを装着しています。他にノンアスタイプの設定も有。スタート失敗の常習犯としてはノンアスの方がよかったのに...。


現状で装着されているアフターパーツはこんなもんです。ライバルたちはマフラーやエアクリーナー変更は当たり前、ブッシュ類を変更している車両も。

ちなみに東日本シリーズのエントラントでマフラーを変更(解説D)していないのは、うちの車両を含めて2台だけ。なんとかせねば。

[解説@:指定部品]
S.M.A(スズキモータースポーツアソシエーション)より使用が義務づけられた部品。指定部品以外の使用は、純正部品も含み認められない。


[解説A:推奨部品]
車両規定に記載されている条件の範囲内で自由に変更できる部品。


[解説B:認定部品]
S.M.A(スズキモータースポーツアソシエーション)より使用が認められた部品。認定部品以外に純正部品の使用も認められる。


[解説C:条件付で許可]
ブーストメーターは機械式または電気式、その他のメーターは電気式に限り追加装着することが許される。


[解説D:マフラーを変更]
ほぼすべてのエントラントが装着しているスズキスポーツのマフラー。噂では5馬力アップするらしい。




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