さて車両の購入費用をどう捻出しようかと思っていたところへラルグ千波から一通のメールが。内容は?
「最終戦終了後に90万円の現状渡しでKeiを買いませんか?」というもの。
「マジッ!?。でもシリーズ中で一番古い車だし、ナラシやらずにいきなりレース(解説@)出たの知ってるし、そんな状態で筑波を全120周以上していることになるよな。」とか色々と2分くらい悩んだあげく「購入!」の返信。
即決で商談成立。「じゃあ、町乗り用のアルミでも探しに行くか。」 車が来る前に速攻でアルミを買いに行く自分。フリマやショップ巡りで運良くスズキスポーツの中古アルミをゲット! 順調です。
センターキャップに「WORKS」の文字。アルトワークス用のオプション?
あとは車が来るのを待つだけ。いいえ、最終戦で無茶をされないように監視に行かなければなりません。
迎えた最終戦は相変わらずの大盛況。Kei Sport CUPのエントリーは実に36台。回を追うごとにKei Sport Rが増殖を続けています。
これぞワンメイクレース!
で、予選結果は1'21'080で23番手。次期オーナーを目の前にして踏めなかったのかな? 「よしよし。」 ちなみにポールタイムは1'19.051。2秒の間に23台がひしめく大接戦。
ピットから判別できるように、バンパー下側を赤く塗装してます。
そして決勝スタート! 順位を落とすことなく1コーナーへ。1周目何台を抜いて戻って来るのか...。
「あれっ?」 22〜3台が通過しても戻って来ない。「なんで、なんで?」とピットは大騒ぎ。なんと最後尾まで落ちていたのでした。しかも手でゴメンナサイをしてるし。「なんだ、そのゴメンナサイは?」
最終的には4台を抜き返して31位でゴール。で、戻ってきた車を見てビックリ!
「おいっ! カタチ変わってるじゃん!」
結構イッテます。
1ヘアピンで他車の横っ腹に当たったらしい。画像では分かりづらいですが、ボンネットが浮いてて、バンパーとヘッドライトがめり込んでて、フェンダーボコボコ、アルミにも接触の跡が。ステアリングのセンターもズレてるんじゃ...。
本人が落ち込んでたんで、「値切ってやる。」と思いながらも口には出さず、その日は撤収。
後日の交渉では 「完璧に治すから最初の金額で勘弁して。」の返事。そんなもん承諾できるはずもありません。ラルグ千波には板金工場もあるんですね〜。「別の色に全塗装サービスな。」 ハイ交渉成立。
なんと自分にプレッシャー(解説A)をかけてしまいました。車が来たら特訓だな。
[解説@:ナラシやらずにいきなりレース]
本人は「300kmやったよ。」と言い張るが、初戦の時点で1,000km走ってなかったような気がする。しかもお店の代車として誰かに貸したこともあったよな! 自分の車になるとは思わなかったので「後の祭り」である。
[解説A:自分にプレッシャー]
東日本シリーズは、白か赤のボディカラーがほとんど。それ以外ではシルバーが1台だけ。他のボディカラーに塗り替えて遅かったらチョットかっこ悪い。
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