前回のスプリントレースと打って変わって、50分の耐久レースとして開催される今回のTS-550。耐久レースということでドライバー交代が義務付けです。で、助っ人としてセカンドスティントをお願いしたのは、ダブルエントリーしている360耐久レースでの相方おぬま氏。予選とスターティングドライバーを自分が担当します。
自走で筑波サーキット入りして出走準備。と言ってもタイヤ交換(解説�@)と助手席外しのみ。その他(解説�A)は自宅で準備済みです。
[解説�@:タイヤ交換]
フロントは165/55R12のYH-A048、リアは165/55R12のBS-V'GRIDです。ホイールはBS-TRIPの4.5J-12。これに前後とも5mmのスペーサを装着します。
[解説�A:その他]
1. 牽引フック取付け
2. 4点式シートベルト取付け
3. 各種テーピング
4. ゼッケン貼付け
5. リアシート外し
6. エアコンベルト外し
7. 洗車&WAX掛け(笑)
出走準備
前回のゼッケンは作り易い1番を申請しましたが、今回はもっと安易にKei Sport CUPで使ったゼッケンを貼っただけ。(笑)
安易なゼッケン
前回は6台のエントリーだったTS-550。今回はなんと4台(!)。おかげで軽660クラス(解説�B)(3台)とオールスタークラス(解説�C)(7台)との混走になってしまいました。
[解説�B:軽660クラス]
生産時にNA660ccエンジンを搭載した平成5年以前の軽自動車で、車体およびエンジンの改造が許されないクラスです。
[解説�C:オールスタークラス]
箱車両なら何でもあり。ただし以下のようなクラス分けがあります。
Aクラス(1000cc以下)
Bクラス(1001cc以上1400cc以下)
Cクラス(1401cc以上1800cc以下)
Dクラス(1801cc以上)
過給器付: 1.7倍
ロータリー: すべてDクラス
エントリーが4台しかないという情報は事前に入手済み。「ビリにならなきゃ3位入賞かな?」って思ってたら賞典は1位のみ。「優勝しなきゃダメじゃん!」
| 車番 | 型式 | 車 名 | 年式 | チーム名 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | JW2 | ホンダトゥデイ | 1988 | ワンハウス |
| 7 | TA5 | スズキセルボ | 1978 | Fifty's |
| 16 | JW2 | ホンダトゥデイ | 1988 | |
| 25 | JA1 | ホンダトゥデイ | 1988 | PROJECT ONEレーシングチーム |
で、今回のライバルは1号車(解説�D)のJW2のみ。実はこの車両、前回ブッチギられた21号車なんです。そのときのドライバーは、9月から休業中の某インターナショナルサーキットMR2クラスのチャンピオンY本氏。かなう訳がありません。今回のドライバーはMFJライダーらしい。筑波は知り尽くしていると思われますが、トゥデイで走ったことがあるとは思えません。果たして...。
[解説�D:ライバルは1号車]
7号車のセルボは、前回のタイム(約6秒差)からして、まず大丈夫。16号車のドライバーは、今回がサーキットデビューなので、きっと安心。問題は前回の優勝車を買い取ったワンハウスチームです。
ウチのチームの問題は相方おぬま氏。同じJA1トゥデイのオーナーなので車両に対する「慣れ」はOK。でもさすがにトゥデイでの筑波走行経験はありません。事前練習ができなかったので、予選後半で交代し、少しでも練習してもらいます。
まずは自分がアタック。前半で練習のタイム(1'23.796)を上回ったらおぬま氏と交代。タイムが出なかったら最後まで走りきるという作戦です。
予選出撃
ピットクルーには、クラス順位だけをサインボードに表示してもらい、タイムは車載のP-LAPで確認します。
路面温度が低いので(体感5℃)、ミディアムコンパウンドのフロントSタイヤがまったく温まりません。インラップと1周目は慎重に周回して2周目から全開アタック。
すると最初から23秒前半を連発。サインボードは1位のまま。「イイ感じじゃん!」 で、7分を経過したところでピットイン。おぬま氏に交代です。
おぬま氏のアタック
残り時間ではイン・アウトラップ+アタックラップ2周しかできませんでしたが、1'28.152をマーク。十分です。レースではあと2〜3秒アップしてくれるでしょう。
ライバルの1号車と16号車
結果はポールポジション。自身初の栄冠です。クラス混走なのでポールでもフロントローに並べないのが残念。(涙) 総合では660クラス(JA4トゥデイ、L200ミラ、PP1ビートEV)を抑えて7番手。
| 順位 | 車番 | 型式 | 車 名 | ベストタイム |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 25 | JA1 | ホンダトゥデイ | 1'23.236 |
| 2 | 1 | JW2 | ホンダトゥデイ | 1'24.768 |
| 3 | 16 | JW2 | ホンダトゥデイ | 1'29.604 |
| 4 | 7 | TA5 | スズキセルボ | 1'31.326 |
ちなみに総合結果の6位まではオールスタークラス。ポールは前回のTS-550で勝ち逃げされたY本氏のSW20、セカンドローは某FRワンメイクレースに参戦しているM田氏の駆るAE111(360耐久ではライバルチームです)、以下S14、EP82、AE86、H510となっています。
ここで自分は360耐久の予選アタックへ。間髪入れず2本目の予選です。こちらはオープンクラスとの混走(解説�E)ですが、50台中総合3位。ストッククラスでは34台中2位でフロントロー!
[解説�E:オープンクラスとの混走]
360耐久レースは、チューニング有りのオープンクラスと、ほぼノーマル状態のストッククラスの混走で行われます。Project Oneレーシングチームは、ストッククラスに昭和48年式ホンダZでエントリーしています。
エントリーした軽自動車の中ではポールですが、総合では4列目イン側。前方には異次元の車両が並びます。(笑)
スターティンググリッド
エルフギャル井上加代子さんの登場後、1周のフォーメーションラップ。再度グリッドに整列したらスタートです。
午前中は寒いので上着を着てます。午後は..。(喜)
レッドシグナル消灯!
自分的にはロケットスタートでしたが、トルクで勝る660ミラに先行を許してしまい、軽自動車では2番手で1コーナーへ。でも最終コーナー進入で抜き返し、オープニングラップは軽自動車のトップ。
その後、徐々にペースを上げてきた660トゥデイにバックストレートでパスされますが、コーナーはこっちが速い。しばらくバトルを続けますが、最終コーナーでコースアウトした車両による黄旗でスピードを緩めた後は追いつけませんでした。
激走する25号車
そして1号車を引き離せるだけ引き離して18周目におぬま氏へチェンジ。1号車がドライバーチェンジを行ったところで約30秒のマージンを稼ぐことができました。
残り20分とチョット。1号車は1分25秒台でラップを続けています。おぬま氏は1分28秒台。このままでは大ピンチ。初優勝の見えてきたレースを落とすわけには行きません。サインボードにアップの矢印を2つ出してペースアップの指示。(笑)
その後、ピットからの激励(?)が届いたのか27秒台、26秒台、25秒台と徐々にペースアップ。終盤には1'24.494までペースアップして35周でチェッカー! 小さくガッツポーズをするおぬま氏。「ほっとした」とおっしゃっておりました。
| 順位 | 車番 | 型式 | 車 名 | トップ差 | ベストタイム | 周回 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 25 | JA1 | ホンダトゥデイ | − | 1'23.198 | 35 |
| 2 | 1 | JW2 | ホンダトゥデイ | 0'26.067 | 1'24.380 | 35 |
| 3 | 16 | JW2 | ホンダトゥデイ | 1Laps | 1'26.313 | 34 |
| 4 | 7 | TA5 | スズキセルボ | 10Laps | 1'32.977 | 25 |
苦節13年目のレース初優勝です。でも混走なんで表彰台は総合の1〜3位。しかもトロフィーじゃなく表彰状。(涙) なんで今回に限ってこんな仕打ちを...。(大泣き)
表彰状だなんて...。
トロフィー授与もシャンペンシャワーもなく淋しくパドックへ戻り、ダブルエントリーしている360耐久の決勝準備です。で、表彰式にも出られず...。
でも奇跡が起きました。360耐久でも優勝です。こっちは総合でも2位を獲得し、表彰台でシャンペンシャワー!
ただし、シャンペンシャワーはホンダZのオーナーおぬま氏に譲りました。自分は前回失態を演じてるし...。(笑)
ダブル優勝!
ところがおぬま氏も大失態。その模様は氏のHPでどーぞ!(大笑)
どうもウチのドライバーはシャンペンファイトがヘタクソです。で、今後こいつを予定されている方々にアドバイス。(1回しか経験ねーくせに)
F1などの表彰台ではコルクを抜いた状態でシャンペンを渡されますので、いとも簡単にシャワー状態に移れますが、筑波ではコルクが付いた状態で渡されます。
このままシェイクに入ると、
いきなりシェイク →固いコルクを頑張って抜く →他人より遅れる →中身が一気に噴出す →あとはジョロジョロ
というカッコ悪い状況に陥ります。で、どうすればいいか、
渡されたらコルクを抜く →即座にビンの口を親指で塞ぐ →シェイクと同時に親指を少しずらす
これで完璧! 次回はいつになるか分かりませんが、完璧なシャンペンファイトをお約束いたします。ま、運が巡ってくればですねどね!(笑)
| 開催年度 | 2003年〜2008年? |
| レース車両 | 550ccの自然吸気エンジンを搭載した軽自動車 |
| レース規定 | K&K事務局発行のレギュレーションに準じた草レース |
| 開催地 | 筑波サーキット・日光サーキット、ヒーローしのいサーキット |
| 特記事項 | 2008年2月の大会以降は未開催。継続断念のアナウンスはありませんが自然消滅の模様。 |
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