Release Date: 2006/09/22
MAZDA FESTA 2006

NEWロードスターパーティレース開幕戦(2006.9.16)

■序章

2006年7月、練習も殆どなしに挑んだヴィッツ東北シリーズ開幕戦。結果はボロボロで出走28台中予選25位、決勝25位。スポーツランド菅生は嫌いじゃないし、開幕戦なんで車両の習熟度はほぼイーブン、中段グループで勝負できるかなという甘い考えと根拠のない自信は粉々に吹き飛びました。

後ろから4番目のスターティンググリッド

これまでの自分の目標は、予選シングルあわよくば決勝で入賞。まあ趣味の範疇なのでそれはそれでいいんですが、やっぱ表彰台でのシャンパンファイトには憧れますよね。でもこんな取組み方で表彰台に登れるほどワンメイクレースは甘くありません。

そしてパーティーレース用に購入したNCロードスター。ヴィッツの二の舞とならないように心機一転、ハードルを一段上げて「表彰台」が目標です。しかし目標は口にしないと「目標」にはなりません。「鈴木さん、開幕戦狙ってるでしょ?」 聞かれれば 「はい!」 自分を追い込みます。(笑)

NCEC型ロードスター

車両の方は本番までに慣らし8,000km以上。これは車両のポテンシャルを引き出すための必須条件ですが、慣らしが苦にならない自分にとって何でもないこと。毎日100kmの遠回りでクリアです。問題はドライバーのポテンシャル向上。

実は昨年の暮れ、軽カーレースのために58kgまで落とした体重は、冬の間のだらけた生活で64kgまでリバウンド。お腹についた油の浮き輪を落とすために、毎晩5kmのジョギング再開です。でも一番の目的は持久力増強。年齢勝負なら多分表彰台ですから。

あとは練習とデータ採りあるのみ!

ひたすら練習


■レース当日

そして迎えた本番当日。車両の走行距離は7,300km、ドライバーの体重は56kg、練習量は筑波を約160周。準備万端です。

週間予報では雨だった天候も奇跡的に回復し、絶好のレース日和。気合も充実。

絶好のレース日和

参加受付を済ませ、パドックに荷物を降ろしたら公式車検へ。ここでパワステオイルのリザーバータンクキャップへのテーピングがないとお叱り。「そんなの検査事項に書いてねーよ」と思っても口には出さず素直に従います。

配布された参戦アドバイスの注意事項には「ブレーキおよびクラッチのリザーバータンク、バッテリーのプラス端子へのテーピング」としか書いてありませんので、次戦からエントリーする方は要注意ですよ。ちなみにブレーキのリザーバータンクは、キャップがネジ式ならタイラップ固定でOK、嵌め込み式ならテーピングが必要です。

公式車検

そして次にお叱りを受けたのがシートベルト。FIA公認のサベルトなんですが、肩ベルトが2インチの物はNGなんだそうです。JAF国内車両競技規則のスピードSA車両の条項には「ワンタッチ式フルハーネス」という指定があるものの、「FIA公認安全ベルトの使用を強く推奨する」としか記載されていないのでOKと解釈していたら、付則の項にFIA基準8853/98および8854/98に合致した幅75mm以上の物を義務付けと記載されてました。深く反省。

2インチ幅のシートベルト

安全に関する項目なので、「じゃあレースに出られるの?」 と心配していると、「んじゃ、誓約書書いて!」 と検査官。「ごめんない次回以降は正します」って内容で提出。これでとりあえず出場OK。

誓約書

検査官によるダメエントラントへの朝の儀式が済んだら車重測定。サーキット到着時にガソリン残量が25リッターとなるように給油してきましたが果たして何キロ?

レギュレーションの最低重量は1,080kg。これは決勝終了時点における残りの燃料、潤滑油、冷却水を含み、ドライバーを除いた重量。軽量化はバケットシートと前日のウォッシャー液全量放出だけ。測定結果は1,110kg。

車重測定

最後は下回り検査。ここでも指摘。デフオイルが漏れてるそうな。締め直したし、ちゃんと拭いたし、そんなはずないんですが…。よく再点検することを伝えて無事終了。自業自得ですが今回はなんか疲れた。

下回り検査

公式車検が終わると次のブリーフィングまでのインターバルが約30分。ここでエントリーリストのチェックです。クラブマンクラスの面々は、ほぼ昨年までのクラブマン常連さん。エンブレムクラスからのステップダウンエントリーは少ないみたいです。ということは練習で9〜10秒台をマークしていた人たちはみんなエンブレム?マジでチャンス到来です。

束の間のインターバル

思わぬ伏兵がいないことを願いつつ予選開始までライバルチェック。各車のタイヤの減り具合で練習量の見極め。イケるかもしんない。


■予選

この2年間、RE-01Rを使って来ましたが、ベストタイムが出るのはコースイン直後の2周目と3周目。そのあと大きな落ち込みはないもののタイム更新できたことはありません。

予選前の路面温度は約34℃で8月27日の練習時点とほぼ同じ。このときのデータを元に空気圧を調整します。そしてターゲットは2周目。内圧上昇を早めるためにデータより0.1kgf/cm2高めにセット。

コースインゲートに並ぶのがちょっと遅れて10台目あたりでコースイン。一番混んでいるあたりになってしまいました。これなら最後にコースインした方がよかったかも。

コースイン

アウトラップでできるだけ前走車を抜いてクリアを作ります。そして最終コーナーを立ち上がっていきなりフライングラップへ突入。練習時はいつもガソリン満タン、半分以下のガソリン残量でアタックするのは初めてです。どんなタイムが出るのか楽しみ。

1周目: 1'11.026

走り出しから自己ベスト更新。こりゃあ期待できそうですぞー。

2周目: 1'10.654

「よっしゃー!」 1コーナー手前で前走車に引っ掛かりクリアラップではありませんでしたが、念願の10秒台に突入。

予選前半

バックストレートからコントロールタワーの電光掲示板を確認すると1位が8号車さん、2位が5号車。このまま行けばフロントロー獲得ですが、クリアラップじゃなかったし他車のタイム更新も心配なので3周目のラストチャンスに掛けて連続アタック。

電光掲示板

3周目: 1'11.034

ダメでした。前方の集団に追いついてしまいタイム更新ならず。集団をブチ抜いてアタックを続けます。ここからはほぼクリア。

予選後半

4周目: 1'10.916
5周目: 1'10.694
6周目: 1'11.064
7周目: 1'11.340
8周目: 1'11.332
9周目: 1'11.366

タイヤの一番おいしい周回でクリアが取れませんでした。予選大失敗です。5周目に2周目とほぼ同等のタイムが出ていますので、2周目がクリアだったらあと0.3秒はイケたかも。タラレバですけどね。

予選終了後のパドック


■予選リザルト

2周目のタイムを抜かれることもなく、自身の公式戦ベストとなる予選2番手を獲得。公式タイムは1'10.648でポールとは0.361秒差。まあ、上出来です。

順位 車番 エントリー名 ベストタイム ベスト
ラップ
トップ 差 最高速
(km/h)
1 8 RTEらんまんロードスター 1'10.287 2/5 0.000 147.219
2 5 プロジェクトワン ロードスター 1'10.648 3/10 0.361 146.879
3 82 自己研鑽☆ロードスター 1'10.898 4/8 0.611 146.520
4 55 RCOJ32Pitロードスター 1'11.107 7/9 0.820 147.460
5 73 Wacky-1 ロードスター 1'11.188 4/9 0.901 145.357
6 2 kcg.edu ロードスター 1'11.264 8/9 0.977 147.099
7 52 パニパニ ロードスター 1'11.365 5/10 1.078 146.242
8 88 ジュノンボーイ ロードスター 1'11.511 2/9 1.224 149.336
9 7 ユキマリROADSTER 1'11.529 3/9 1.242 146.899
10 33 はやぶさロードスター 1'11.650 5/10 1.363 147.601
11 30 HART無事是駄馬ロードスター 1'11.823 2/10 1.536 146.480
12 1 Is☆Me ロードスター 1'11.959 4/10 1.672 145.926
13 109 カタマラン☆ロードスター 1'11.977 5/9 1.690 149.295
14 69 DTM BP ロードスター 1'12.346 9/9 2.059 147.965
15 74 TRANSe ロードスター 1'12.756 6/7 2.469 143.027
16 10 ひなたぼっこロードスター号 1'13.030 5/10 2.743 147.662
17 63 波瀾万丈ロクさんとロードスター 1'13.211 7/9 2.924 145.553
18 50 MTO-POWER・RS 1'13.242 8/9 2.955 137.230
19 24 ZakiSpeedロードスター 1'13.322 5/9 3.035 145.357
20 32 msn ROADSTER 1'14.387 4/9 4.100 144.135
  56 ロードスタークラブオブジャパン 出走せず      

今回から筑波の計時システムが変更になり、リザルトに最高速が記載されるようになりました。これは最終コーナー手前100m看板付近に設定された30m区間の平均速度。

光電管による2ポイント計測みたいな事をトランスポンダーで行うってわけ。ウチの車両は完璧な慣らしで最高速が伸びているはずなんですが、ごく普通の146km/h。中には149km/hをマークしている車両もあるのに…。

2ヘアピンの立ち上がりがヘタクソ?車両の当たり外れ?もしかして最終コーナーにビビって計測区間でアクセルを抜くようなヌルいブレーキングをしてるんでしょうか?今後の検証課題ですね。

そんなことより決勝で入賞し、再車検となる確立がグンと上がりました。誓約書を提出しているので問題ないと思いますが、再車検のときシートベルトで揉めたくありません。どうしようかと考えているところへKei Sport CUP時代の戦友Shokunin-Rのワタルさんが登場。

ご自身がパドック内に出展しているショップに4シーター用の肩ベルト3インチのシートベルトがあるという。金具類のちょっとした組み直しでロードスターにも取付け可能らしい。迷わず購入決定です。組み直しと取り付けまで行っていただいた上に大幅値引きありがとうございました。大感謝。

3インチ幅のシートベルト


■作戦会議

シートベルトを交換したので車検場へ持ち込み再車検。不安材料も払拭され、あとは作戦を練るだけです。

@ガソリン搭載量

予選前の残量予想が25リッター。練習時の燃費(3.6km/リッター)から計算すると予選で消費したのは約5リッターのはず。決勝はパレードラップとフォーメーションラップを考慮し、約6リッター消費の予想。

すると決勝後の残量は14リッター。いつも満タン近くで練習していたので、このくらいの残量のときにコーナーでガス欠症状が出るのかどうかテストできていません。

給油すべきかこのまま軽い状態で行くべきか。で、最新の車なんだから残り10リッターくらいまでは横Gがかかっても吸うだろうと信じて給油なし。

A決勝の戦略

予選ポールは8号車さん、ドライバーはRX-8からの乗り換え組。予選タイムで0.3秒の差を付けられましたが実は全然心配していません。前日までの入念な諜報活動の結果、8号車さんは練習で11秒を切っていないという情報が。ということは自分と同レベルのはず。

そして3番手は常連の82号車さん。きっちり前半でタイムを出しているところを見ると恐らくこれがベストタイム。スタートで抑えられれば抜かれることはないはず。

4番手も常連の55号車さん。後半にタイムを出してきているところが要注意です。前半でクリアが取れなかっただけなら問題ありませんが、まだ車両に慣れていないために後半でタイムを出してきたとしたら決勝ではさらに上がるハズ。う〜む。

そして結論、もちろん自分がノーミスということが大前提ですが、失礼ながら3&4番手の車両はスタートさえ抑えられれば大丈夫。ポールの8号車さんもスタートで抜ければ抑えきれるはず。もし前に出られなかったら…。大バトル必至です。

ということは前になるにしても後ろになるにしても前半はタイヤ温存、後半スパートに決定です。リアの空気圧だけ0.1kgf/cm2落として安定方向に。

「鈴木さん、シャンパンを振る練習しましたぁ?」 インターバルで声を掛けてくるライバル達。そんなこと考えたら決勝でミスるって。むむ、もしかして高度な心理戦だな。

セレモニーに登場したパーティレースギャル


■決勝

助手席にクルーやゲストを乗せてのコースイン。そしてスターティンググリッドへ向かいます。

パレードラップ

さあ、公式戦初のフロントロースタート。スタート進行の後、グリーンフラッグでフォーメーションラップ開始です。

フロントロー

ちょっとクラッチを滑らせ気味に発進してクラッチ板の感触を体に叩き込みます。1ヘアピンとダンロップ下はフォーメーションを崩さない程度に全開気味で抜けてフロントタイヤのグリップを確かめます。最後の仕上げは2ヘアピンの立ち上がり。クラッチを蹴っ飛ばし、リアタイヤを空転させてタイヤを暖めます。

そしてグリッド再整列。ルームミラーで整列完了のグリーンフラッグを確認したら、リリースボタンを押したままサイドブレーキを思いっきり引くと同時にポストを凝視。間髪入れずに掲示される5秒前のボードに合わせて右足はエンジン回転数を4,000回転、左足はミート寸前でキープ。

レッド点灯5秒前

点灯したレッドシグナルに全神経を集中し、車両が動かない程度にクラッチミート。消灯と同時にサイドブレーキと左足をゆっくりリリース。最初の3メートルくらいだけリアタイヤが空転しないように右足をコントロールし、あとは全開!

今回も抜群のスタート。1コーナーまでにポールの8号車さんへ完全に並びかけます。

抜群のスタート

ルームミラーの中では要注意の後ろの2台が互いに牽制しているようで、こちらまでは届きません。フロントローからのスタートって何て楽チンなんでしょう。ダンゴの中から必死に飛び出すいつものスタートとはまったく違います。

そう思った瞬間、「新車を持ち込んでの最初のレース、無理しなくていいや」 余裕か小心者か分からない変なスイッチが入ってしまい1コーナー手前で一歩後退。最初の作戦通り、前半はタイヤ温存で後半勝負を実行します。

1周目

オープニングラップはポールの8号車さんを後ろからじっくりと観察。余裕でついて行けます。1コーナーはインを閉めたライン取り。1ヘアピンはブレーキングがかなり奥で立ち上がりが苦しそう。あきらかにこっちを意識したブロックライン。

こっちはまだ抜く気ないんですが、この展開にヘルメットの中は「にやり」。抜くような素振りを見せて揺さぶります。「タイヤを潰してしまえ〜(笑)」 次第にシフトダウンで黒煙を吐くようになる8号車さん。「大丈夫?シフトダウンでオーバーレブしてるんじゃないの?」

そしてテールトゥーノーズで飛び込んだ3周目の1コーナー。

3周目

一車身アンダーを出す8号車さん。チャンス到来です。インにフロントを捻じ込む自分。8号車さんが半車身前で1コーナーを並んだまま立ち上がり加速勝負!って、3速へのシフトアップで失速する8号車さん。シフトミスのようです。「ラッキー!」 (レース後に判明しましたがクラッチトラブルだったようです。)

なんと予定通りトップに立ってしまいました。あとはクルージングで、と思ったら8号車さんとの攻防の隙を突いてかなり離れていたはずの55号車さんが真後ろに。

1コーナー立ち上がりの攻防

今までの自分だったらここからミスして自滅ですが、今日は違います。ここまでタイヤを使っていないんです。スパートすれば引き離せるはず。追いすがる55号車さんに対し、ブロックラインなんか取らずに普通にペースアップ。

4周目

次第に離れる55号車さん。10秒台に入れてさらにプッシュ! ブレーキもタイヤもまだまだ大丈夫。

5周目

6周目

終盤

こういうのをレース戦略の勝利って言うんでしょうね。終盤は安全策でペースを落としましたが2番手の55号車さんを4秒引き離してのトップチェッカー!

コントロールラインで左手を上げてガッツポーズ!

チェッカー!


■決勝リザルト

順位 車番 エントリー名 周回 所要時間 トップ差 ベストタイム 最高速
(km/h)
1 5 プロジェクトワン ロードスター 10 11'57.472 0.000 1'10.675 146.620
2 55 RCOJ32Pitロードスター 10 12'02.370 4.898 1'10.996 147.803
3 82 自己研鑽☆ロードスター 10 12'04.985 7.513 1'11.658 144.850
4 88 ジュノンボーイ ロードスター 10 12'11.481 14.009 1'11.679 147.400
5 33 はやぶさロードスター 10 12'11.692 14.220 1'11.358 149.109
6 52 パニパニ ロードスター 10 12'12.468 14.996 1'11.671 146.799
7 2 kcg.edu ロードスター 10 12'13.088 15.616 1'11.764 146.879
8 7 ユキマリROADSTER 10 12'14.368 16.896 1'12.071 147.279
9 1 Is☆Me ロードスター 10 12'15.349 17.877 1'11.774 148.392
10 73 Wacky-1 ロードスター 10 12'15.647 18.175 1'12.162 145.200
11 109 カタマラン☆ロードスター 10 12'20.026 22.554 1'12.404 148.904
12 30 HART無事是駄馬ロードスター 10 12'21.657 24.185 1'12.335 147.622
13 69 DTM BP ロードスター 10 12'21.945 24.473 1'12.437 148.189
14 10 ひなたぼっこロードスター号 10 12'26.415 28.943 1'12.957 147.723
15 74 TRANSe ロードスター 10 12'26.969 29.497 1'13.047 143.579
16 63 波瀾万丈ロクさんとロードスター 10 12'27.948 30.476 1'13.308 145.239
17 50 MTO-POWER・RS 10 12'33.693 36.221 1'13.517 137.160
18 24 ZakiSpeedロードスター 10 12'38.666 41.194 1'14.048 145.513
19 32 msn ROADSTER 10 12'47.434 49.962 1'14.897 145.985
20 8 RTEらんまんロードスター 2 2'26.653 8Laps 1'10.617 145.808

ウィニングランで手を振るオフィシャルに手を振り返しながらコースをゆっくりと1周し、バックストレートへ。

ウィニングラン

ここで未経験モード突入。パニックです。

「あれっ!? トップの車両ってピットロードに入るの?最終コーナーを抜けていいの?」 間違ってたら後ろの2台も道連れです。(笑)

ピットロードに入ってからオフィシャルによってコース上の暫定表彰へ誘導されるような気もしたけど、「いいや最終コーナー抜けちゃえ!」 ドキドキしながら最終コーナーを抜けると誘導する人が誰もいない…。「やっぱ間違ったかな?」 そう悟られないようにホームストレートへ向かい、さも慣れたように車両を斜めに駐車。

コース上にスタッフが集まりだして一安心。

コース上に駐車する優勝〜3位の車両


■暫定表彰式

さてお待ちかね暫定表彰式です。コース上に移動式の表彰台が準備されて役員らしき人からトロフィーを渡され、握手。

暫定表彰式

一度トロフィーを足元に置き、キャンペーンギャルからシャンパンを受け取り、握手…は、してくれないようです。

暫定表彰式

シャンパンファイトは栓を開ける前にシェイクすると失敗します。栓を飛ばしたあとにビンの口を親指で押さえてシェイク。ビンの内圧が上昇したところで親指をズラしてシャワー!

実は過去の失敗を教訓にシミュレーション済み。と、2位の55号車さんは針金を外すときに栓を引っ掛け暴発!とてもカッコ悪いです。これも教訓に追加ですね。(笑)

完璧!

祝福に集まってくれた皆さんをシャンペンシャワー漬けにした後、キャンペーンギャルを交えて記念撮影。で、このトロフィーは使い回しですので主催者が回収します。

記念撮影


■正式表彰式

6位までがパーティレース専用のトロフィー、3位まではJAFメダルを授与されます。優勝者には勝利者インタビュー。何も考える余裕がなくてグダグダ。(笑)

正式表彰式

賞金もシリーズポイントもないパーティレース。唯一の栄誉はトロフィーでしょうね。でも今回だけは違うんです。初代ウィナーという称号。高いハードルを自分に課したこと、そしていつもの4倍の練習量が運も引き寄せたんだと思います。

サポートいただいた皆さん、応援してくれた皆さん、もちろん密かにHPを覗いてくれていた皆さんに厚くお礼申し上げます。

SPECIAL THANKS

グランドスラムディザイア GOD HAND 木村氏 (4輪アライメント)
ステルスガレージ いのうえ氏 (タイヤ組替え)
くらもちさん (ピットクルー&画像提供)
Shokunin-R わたる氏 (シートベルト値引き)
G-MAO あさのさん (画像提供)
猛烈RS ぐっさん (画像提供)

競技規定・車両規定等に関する記述は当時の内容です。現行規定とは異なる場合がありますので注意してください。



[ロードスターパーティレース]
開催年度 2002年〜現在
レース車両 2002年〜2006年:NB6C型マツダロードスター NR-A (1600cc)
2006年9月〜現在:NCEC型マツダロードスター NR-A (2000cc)
レース規定 Nゼロ(ナンバー付き)
開催地 筑波サーキット
特記事項 2009年をもってマツダ(株)が協賛撤退。2010年はロードスター・パーティレースUとして開催。