Release Date: 2004/09/18
K&K Clubmans Meeting TS-550

18th Stage at HERO SINOI Circuit (2004.9.5)

第18回K&Kクラブマンズミーティングの舞台は、栃木県のヒーローしのいサーキット。K&Kとしては3回目ですが、TS-550としては初開催です。

山腹にレイアウトされたコースは、高低差25mとアップダウンが激しく、やや高速型かつテクニカル。全長は1,350mの国内ではめずらしい左回りのサーキットです。

ヒーローしのいサーキットのレイアウト

このコース、前回の360ストックで予選のみ走行していますが、特徴なんてすかっり忘れています。「まあ、TS-550は初開催だし、何とかなるだろ」って気楽に考えてたら...。ライバルは前日にコソ練を企てているらしい。ずるいぞ21号車!(笑)

こうなりゃこっちも前日入り。前日のフリー走行を利用してコソ練決定です。って、この時点でコソ練じゃなくなってるような...。(爆)


■前日のコソ練(のはず)

まるでメジャーレースのように前日からのサーキット入り。お昼過ぎに到着すると、コース上では21号車が爆走中! 本気だ...。

スライダーを爆走する21号車

ヒーローしのいサーキットは、フリー走行日なら予約なしで走れます。今回はレース前日がフリー走行日。たっぷり練習といきたいところですが、走行料金が筑波のほぼ倍。予算の都合で1本だけの走行です。

負けずにコソ練する25号車

走行後、21号車のタイヤを確認するとウチとまったく同じタイヤ。そうきたか...。


■レース当日は雨

サーキットから5分のゴルフ場に宿をとって(素泊まりで5,000円)ゆっくり起床したのはいいけれど、外は土砂降りの雨。またかいっ!


■なんと今回は2ヒート制のスプリント

サーキットに到着し、タイスケを受け取ってビックリ。今回のTS-550は、2ヒート制のスプリントレースです。

予選結果でスターティンググリッドを決定し、まず10周の決勝レース(1ヒート目)を行います。そして1ヒート目の順位でグリッドに並び、もう一回10周の決勝レース(2ヒート目)を行います。

1粒で2度おいしいってやつです。これですよこれ!

で、エントリーリストは、

車番 型式 車 名 年式 チーム名
1 JW2 ホンダトゥデイ 1988 ワンハウス
3 JW1 ホンダトゥデイ 1987 TSR関東支部
21 JW2 ホンダトゥデイ 1988 チームテンダー21
25 JA1 ホンダトゥデイ 1988 Project One レーシングチーム

ははははは、トゥデイのワンメイクレースになってしまいました。しかも3号車以外の3台はまったく同じフロントタイヤ。


■エントラント紹介

同じトゥデイでもベース車両は若干違います。( )内はカタログスペックです。

1号車

ワンハウス トゥデイ (44馬力/610kg)

前回の日光でエンジンを壊したワンハウスチーム。サンルーフなしのJW2を購入してのエントリーです。よく見つけましたね最強トゥデイ。


3号車

TSR関東支部 トゥデイ (31馬力/570kg)

パワーの劣る2気筒エンジン搭載のJW1でエントリーするのは、じぇねさいどさん。雨乞いしました?


21号車

チームテンダー21 トゥデイ (44馬力/620kg)

前回のワンハウストゥデイを直してエントリーしてきたのは、360ストックでもライバルのチームテンダー21。車両は1回目から参戦してますが、ドライバーは今回がTS-550デビュー戦です。


25号車

Project One トゥデイ (42馬力/640kg)

ウチのトゥデイは、エントリー4台中、唯一の乗用車(5ナンバー)。他の3台はみんな貨物車(4ナンバー)です。一番重いんですよ。触媒付いてるんですよ。エアコン付いてるんですよ。(←精一杯の言い訳)



■ブリーフィング

コースマーシャル曰く、「ここのサーキットは、雨が降るとレコードラインが川になります。川の流れを覚えておけば、それがレコードラインです。(笑)」

危ねーって...。


■予選(9:12〜9:35)

土砂降りです。走行ラインが川になる最悪のコンディション。今回の予選は4クラス混走で23分間。中盤にはクラッシュで赤旗中断も発生。自走で帰ることを考えると、どうしても踏めません。終始安全運転で終了です。

コースは完全に川


■予選結果

はい、トップとは4秒半も差が付きました。21号車は同時に走行していた東日本クラブマンズクラスのランエボもブッチぎる素晴らしいタイム。素直に脱帽です。

順位 車番 型式 車 名 ベストタイム
1 21 JW2 チームテンダー21 トゥデイ 1'05.856
2 1 JW2 ワンハウス トゥデイ 1'07.030
3 25 JA1 Project One トゥデイ 1'10.234
4 3 JW1 TSR関東支部 トゥデイ 1'10.358


■決勝1ヒート目(10:35〜 10周)

決勝はいつものように東日本クラブマンズクラスと混走です。と言っても今回の東日本クラブマンズクラスは、ランエボ1台のみのエントリー。勝手に先に行ってもらいましょう。

ポールは21号車、2番グリッドがランエボ、3番グリッドが1号車、そして自分は4番グリッド。セカンドローアウト側でランエボの後です。

コースを1周してグリッドにつくと大問題発生。ランエボの後ろにつくと、スタートシグナルがランエボと被って一番上の赤ランプしか見えません。ここのサーキットはグリーンシグナル点灯でスタート。ダメじゃん。

窓から手を振ってオフィシャルに合図を送りますが、気付いてくれません。もがいているうちにフォーメーションラップ開始。「まあ、グリッドに整列するとき、停止位置をちょっとズラせばいいか」なんて考えながら、土砂降りのコースを1周。スピン寸前までウェービングと加速を繰り返してタイヤを温めます。そしてグリッド整列。

「あーっ! 停止位置のこと忘れた...。」

グリーンシグナルが見えません。健忘症炸裂です。こうなりゃ、フライング覚悟の「だろうスタート」しかありません。

レッドシグナル点灯! そして消灯! 0.5秒くらい置いてクラッチミート!(インチキ)

だろうスタート大成功です。しかし隣の1号車がナイススタートで先行。ポールの21号車は素敵なバックスタート。(笑)

1コーナーを抜けると1号車がトップ、自分は2番手、21号車が3番手。そのままダンゴでダンスシケインを通過。

ダンスシケイン

裏シケインを恐る恐る抜けて上り坂。そこで真横に並びかける21号車。2ヘアピンで見事にインを刺されてしまいました。

そしてトップの1号車に揺さぶりをかける21号車、ケツ振って逃げる1号車。「この人たち絶対何かやるぞ」危ないんで2車身ほど空けて追走します。

単独走行

しかし、このままじゃ自分は参加してるだけ。最後の数周はバトルの仲間に入らないとまずいでしょう。ってことで登りのシケインを全開で抜けて21号車の真後ろへ忍び寄ります。でも飛び込む勇気はありません。

再びダンゴ

「何かやってーっ!」って思ったら、1ヘアピンで1号車が姿勢を乱し、21号車が減速。

「いただきまーす!」 ダンスシケイン手前で21号車をパスして2番手へ返り咲き。

1号車は1ヘアピンのターンインで毎回姿勢を乱します。ここがチャンスでしょう。1コーナーをほぼ4速全開で抜けて大きく回りこむと1ヘアピンで1号車がスピィーン!

「やりーっ!」って思った瞬間自分はハーフスピィーン! シフトダウン忘れました。またも健忘症炸裂です。

トップの1号車がスピン

スピンした2台を横目に21号車がトップへ返り咲き。自分は1号車より先にコース復帰。しかしこれ最終ラップでした。1号車にいただいた棚ボタをそのまま21号車にプレゼントして2番手でチェッカー。わざと後に見えるように窓を開けてガッツポーズする21号車。むむっ、できる...。このままデビューウィンか?


■1ヒート目リザルト

順位 車番 型式 車 名 ベストラップ
1 21 JW2 チームテンダー21 トゥデイ 1'05.554
2 25 JA1 Project One トゥデイ 1'05.911
3 1 JW2 ワンハウス トゥデイ 1'06.297
4 3 JW1 TSR関東支部 トゥデイ 1'07.492


■決勝2ヒート目(16:45〜 10周)

路面は相変わらずウェットですが、1ヒート目より雨が小降り。作戦はロケットスタートで先行逃げ切り。

今度はセカンドローイン側なのでスタートシグナルもバッチリ見えます。例によってフォーメーションラップで加速と減速を繰り返しタイヤを温めます。

フォーメーションラップ開始

そしてグリーン点灯でロケットスタートが炸裂! 1周目はトップでコントロールラインを通過。後続を完全に引き離して21号車とのマッチレースです。

21号車とのマッチレース

「へっへっへ。こりゃあ苦手なヘアピン2つさえ抑えれば3連勝だな。」 裏シケインは全開で車を飛ばし、わざと挙動を乱します。「危なくて近寄れねーだろ。」

ところが中盤で...。油断しました。ダンスシケインで痛恨のハーフスピン。立ち上がりで加速が鈍り、裏シケイン手前で並ばれてしまいました。

ここで突っ張ったら自走で帰れません。ドライだったらシケイン併走も有りですが、ウェットでは並ばれたら負け。素直に譲るしかありません。

21号車を先行させてミス待ちに作戦変更。しかし、そのまま何事も無くチェッカー!

またしてもわざと後に見えるように窓を開けてガッツポーズする21号車。まあ、楽しいバトルだったので、デビューウィンを祝ってあげましょう。


■2ヒート目リザルト

順位 車番 型式 車 名 ベストラップ
1 21 JW2 チームテンダー21 トゥデイ 1'04.772
2 25 JA1 Project One トゥデイ 1'05.066
3 1 JW2 ワンハウス トゥデイ 1'05.828
4 3 JW1 TSR関東支部 トゥデイ 1'08.879

トゥデイワンメイクレース(別名TS-550)、めっちゃ楽しいですよ! 550トゥデイオーナーの方、エントリーしないと損ですよ。盛り上げてみませんか?

表彰式

ただし、入賞してもトロフィーじゃなくて賞状ですが...。(笑)



[K&Kクラブマンズミーティング(TS-550クラス)]
開催年度 2003年〜2008年?
レース車両 550ccの自然吸気エンジンを搭載した軽自動車
レース規定 K&K事務局発行のレギュレーションに準じた草レース
開催地 筑波サーキット・日光サーキット、ヒーローしのいサーキット
特記事項 2008年2月の大会以降は未開催。継続断念のアナウンスはありませんが自然消滅の模様。